マイクロフォーサーズでボケをあきらめない方法
マイクロフォーサーズはセンサーサイズが小さいため、背景ボケが小さくなるデメリットがあるのが最大の悩みどころ。今日はそんなマイクロフォーサーズでも背景ボケ大きくする方法をご紹介します。
方法は5つあります
①F値の極めて低いレンズで撮る
②スピードブースターを使う
③できるだけ被写体に近づける
④望遠レンズを使う
⑤背景を遠くに配置する
それでは順に説明しましょう。
F値の極めて低いレンズを使う
早い話が、予算があればこれのどちらかを買えばボケボケになります。しかしながら、大変高価です。
実は、純正ではないものの、F0.95のレンズがあります。マニュアルフォーカスのなので、それなりに難しくはありますが、大変素晴らしい描写です。
このレンズに関してはこの記事がいいです。
こちらの動画もわかりやすいです。
スピードブースターを使う
私的に一番おすすめなのがスピードブースターです。別途この記事を見ていただければと思います。
マイクロフォーサーズにもCanonのEFマウントのレンズ用があるので、0.71倍広角になります。ということはAPSーCセンサー相当のボケになる計算ですが、実際はもうちょっとボケるんじゃないかなという印象があります。
この写真はEF85㎜/F1.8のレンズをマイクロフォーサーズのカメラに取り付けたところです。F1.3まで明るくなります。明るさも一段明るくなりますし、AFも中央一点使う分には支障ありません。
なんで知られていないの?と不思議に思うほどに高機能なスピードブースターですが、安くて高精度なものが現れたのが最近だからです。まだそんなに使ったことがある人がいないので、知られていないというのが現状です。
できるだけ被写体に近づける
被写体に近づくとボケは大きくなります。もちろんF値は開放で。
望遠レンズを使う
望遠ズームのレンズであれば、最もズームできる状態で撮影を行うとボケを大きくすることができます。
引用:AC写真
野鳥の写真なんかはすべて望遠ズームだと思うのですが、こういった写真は背景ボケが有利です。
背景を遠くに配置する
おすすめは陸橋とか池です。すぐ後ろに何もなく、遠くに背景があると相対的に背景のボケは大きくなるので、きれいに見えます。
↑これは池の手前で撮っています。背景になるものが遠いいので、良くぼけます。
↑これは陸橋での撮影です。陸橋だと背景は強制的に離れるので、ボケやすくなります。
↑これは陸橋の横に物があるので、あまりぼけていません。たいていの場合は陸橋は良くぼける場所なので、探してみてください。通行人の邪魔にならないようにお気を付けください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。また記事をアップしてゆこうと思います。皆さんの何かの参考になりますように!