レタッチできる写真vs取り返しのつかない写真
写真を撮るときに、ちゃんとチェックしないとレタッチができないので、取り返しがつきません。今日はそのポイントを説明します。
★本日のまとめ★
・ピントはあっているか
・色つぶれ(黒つぶれ、白つぶれ)していないか
完成イメージ
色が変でもレタッチで何とかなる例
多少、色が変でもレタッチで何とかなります。上の写真はその例です。
見ての通り、写真を撮ったその場で、ちゃんとモデルの顔にピントが来ているか否かはもちろんなのですが、そのほかにも色がつぶれていないかが重要です。
RAWで撮っておけば、なんとかなります。夜撮影はとても難易度高いんです。特に今回のような黒い服を着ている人は、色が黒つぶれするので、ノッペリした写真になりがちです。
NGな例と、OKな例を順に説明しましょう。
こんな写真はレッタチ不可能
黒つぶれしたNGイメージ
これは撮影時の露出を低すぎたことが原因で、黒つぶれしまくりのイメージです。撮影時に黒つぶれしない程度に露出をプラス補正しておきましょう。もちろん記録はJPGではなくRAWで。
ISOが高すぎて解像度が落ちたNGイメージ
あと、ISOが高すぎる写真は解像度が落ち、立体感がなくなりますので、レタッチできません。ISO1000以下が理想です。
黒つぶれするとだめ
ISOが高すぎるとだめ(ISO1000以下が望ましい)
この写真はレタッチ可能
これは黒い部分が潰れていません。服の繊維がわかる程度ですので、レタッチ可能です。色はRAWで撮っておけば
手持ち撮影だとシャッターが1/60だとブレちゃうんですが、E-M5は手振れ補正してくれるので、その恩恵があったのだと思います。普通でしたら1/100くらいにしたいところではあります。
黒つぶれ、黒飛びがない程度
服の繊維や質感がわかる程度
髪の毛が見える程度
また次回、続きを書いてみようかと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
協力いただいたモデル
今回は早稲田大学のKen君にご協力いただきました。ありがとうございました。中国留学頑張ってください。