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3歳児になりたい
こんにちは。
ふとメルカリを開いてみたら支払い方法にリボ払いが追加されていてロゴマークが地獄行きの改札に見えたかわしゅ。です。
#悪魔の契約
一昨日読んだ子育ての本に3歳児の特徴が箇条書きで載っていた。
・何でも触る
・何でも食べる
・目移りが激しい
・自分の服が着れない
・興味が出ると泣いてることを忘れる
・目がキラキラしてる
・夢中になるものを感覚で探す
なんて自由気ままなんだろう。3歳児とはこんなにも美しい感性を持っているのかと素直に感動した。
同時に、それから手に入れるであろう知識や社交性の殆どは無意味な存在なのだろうと悟った。
義務教育ではなく、個々の好みを分析した一点集中の選択教育を行ったら世界はもっと豊かになるのではないだろうか。
3歳児が何も知らないまま好きなように絵を描き続けたら世界的アーティストになるだろう。
何をするにしても心の在り方、考え方は重要なのではないだろうかと思う。今の僕にはそのような心が欠けてしまっていると感じる。
今の世の中にはあまりにも情報が多すぎる。
情報を探るのも、そこから取捨選択するのにも時間はかかる。いっそのこと全てを遮断してしまいたいくらいだ。
でも生きていくのには最低限な知識が必要だ。絵を描いているとしても食料とアトリエが無ければ続けることは難しい。その食料とアトリエを手にするには金が必要だ。
では、金はどうやって手にするのか。そうして仕事をしていくうちに3歳児が持っている感性は少しずつ失われていく。無駄な知識や社交性は次第に増えていく、それが大人だ。
僕は3歳児になりたい。身体的には不可能であっても考え方を変えることは可能だと信じている。
リスクや危険をものともせず、無心でただひたすらにペンを握って白紙と向き合い没頭する。そんな幸せな時間を過ごせたらと思うと1日でも早くそっちへ行きたいと脳が叫ぶ。
現実は簡単ではない。ただ、この志を持ち続けて絵と向き合えばいつか必ず道が見えると根拠がなくとも確信している。
冒頭の箇条書きを何度も読み返す。目を光らせて服を着るのを忘れるくらい絵に夢中になる。食料と住む場所もある。それだけで十分だ。
明日はきっと、今日よりも幼稚になってる。
今を全力で楽しもう。先はまだ長い。
それでは、今日も素敵な1日を。