初インド旅行でぼったくりされない為に
何か少しは役に立つ投稿でも残しておこうと思います。私は2年前にインドに旅行に行って、いわゆるぼったくりに騙されてしまいました(笑)詳しい事は下記のブログに書いてあります。
これからインド旅行をする方の為に、ニューデリーで知っておけばよかった事をまとめておきます。私はインド旅行の達人ではないですが、ひっかかった者の備忘録として誰かの役に立てばよいなと思います。
これは「ニューデリー ぼったくり 対策」で検索するような人向けの記事です。
インド到着
インディラガンディー国際空港に到着して、大半の人はニューデリーに行くと思います。夜到着の方は空港で待って、メトロが動いてから移動した方がいいです。空港からニューデリー駅に向かいます。
ちなみに路線図はこんな感じ。
こんな感じのクーポンコインを購入してメトロにのります。めっちゃ近代的です。「へー、インドもこんなに近代化してるんだ。じゃあ、あんまり恐れる事もないかな」なんて能天気な事を思っていた私を殴りに行きたいです(笑)
メトロを使うと、あなたが到着するのはこのビルです。ただし外から見た写真です。
あなたが直面するインド風景はこちら。そのビルから出てきたところです。THE インドって感じがすごいです。それでこの前の道が横断歩道も無い道なので渡れる気がしないです。
渡るコツはインド人を盾にするようにして一緒に動く事、これ大事、ほんと大事。
上からの航空写真をよく見てください。地下鉄出口から前の道(縦方向の黄色い道)を渡ると駅前広場です。四角い黄色枠のところがカモ捕獲の第1エリアです。道が渡れないような慣れてない旅行者を捕まえます(つかまりましたw)。
もう一つあって、反対側のパハールガンジに行くには駅の上の歩道橋を渡ります。なんと、手荷物検査があります。しかも!軍人さんがライフル抱えてます。でも恐れる事はありません、たいていはフレンドリーです。
ここで軍人さんの姿に躊躇していると、誰かが話しかけてきてくる。つまりここがカモ捕獲第2エリア。
どんな事を言ってくるか?私の場合は
「パハールガンジはイスラム教徒が暴れてるからあぶない」
「昨日、私もけがをした」(腕をまくって包帯を見せる)
「ここのリクシャーは公的なものと、私的なものがあって~~ってロゴがあるのは安心なリクシャーだ」
「俺がちゃんとしたリクシャーを探してやる」
「観光協会でセーフティパス(許可証)をもらわないといけない」(これに気を付けて!!!)
「ガイドブック見せてみろ。公式な旅行案内所がここで、ここに行くべきだ。連れて行ってくれるやつを探してやる」
こんな感じで旅行代理店に連れていかれます。
でもよくよく考えると、ムスリムが暴れてるって言ってるおっちゃん、ターバン巻いてます(笑)。イスラムが悪い、みたいな事言うわけないんです。
とにかく、言ってくる事は「危ない」から「俺の言ったとおりにしろ」。全て無視してOK。
なんでこんな事に引っかかってしまうかというと、駅前ってこんなゲートがあるんですけど、「入っちゃいけない感じ」がするんですよ、ゲートとか黄色いしw
そんでそのゲートの前に立ってるおっちゃんが警備員か何かのように思えてしまうんですよ。
まとめ
前の通りを渡るときはインド人と一緒に渡る
駅前のおっちゃんにつかまらない事
手荷物検査に恐れない事
これだけ。これだけ気を付ければ、きっとパハールガンジまで行けます(知らんけど)。
ぼったくりに引っかかってしまったら
えーーと、この「ぼったくり」ってのは、正直言うとそんなに「ぼったくり」ではない場合もあります。私の場合は「タクシー貸し切り旅行の”海外旅行者様向け”正規料金 in インド」くらいでした。これは普通は複数人で利用するものだと思うし、エアコン効かせた社内で移動出来て3人で割ったらなかなか悪くない値段かもしれない(もっと手ひどく100万円単位で騙される人もいるので、かならずではありませんが)。
それで、ニューデリーからジャイプール、アグラまで行って、バラナシまでの電車も手配してもらって、電車を間違えないように乗るまでの付き添いをしてくれました。もちろん貧乏旅行者に許せる金額ではありませんが、インド式のめんどくささを排除して、好きなところへ最短時間で行ってくれる。電車の切符くらい自分で手配してみたい!って人は、よほど時間に余裕が無いと厳しいです。どれくらい厳しいかは体験してみないとわかりませんが、私は丸一日かけて、なおかつ駅構内での自力購入をあきらめましたw
人が多すぎるし、電車のルールを理解していないと難しいんです。(例えば、いきなり明日に乗りたい切符を買おうとすれば「緊急料金」が追加されます。)
時間さえあれば何とかなると思いますが、電車の切符を駅で買うのは初見では相当厳しいと思う、やめた方がいい。それを代わりに誰かが手配してくれれば、料金が上乗せされるのは日本だって当たり前。
道で出会った誰かが手配してくれるところに連れてってくれたら、連れてってくれた人と手配してくれた人に手数料がかかって当たり前なんです。これがインド式です。その手数料みたいなものが不当な値段なのか判断がつかない自分が悪いんです。
そうならない為には情報を集めるのが一番です。何と言っても日本人宿が一番良いですね。ニューデリーならやっぱり「サンタナ」が無難ではないかと思います。安宿としては少し高めだけどご飯もいろいろあるし、みんな苦労してるからいろいろ教えてくれます。日本人宿に泊まるくらいだから日本語で話をしたい人が多いですから(外人宿の日本人は話したくない人もいそう)。
ぼったくりに合ったら「あー、やられた!でも、今後の鉄板ネタを手に入れたぞ」くらいの気持ちで高級ツアーを楽しむのも一つです。w
ちなみに旅行の最後にタクシーの運ちゃんにはツアー料金の10%程度のチップが必要です。運ちゃんは基本的にぼったくりかどうかは知らないので、運ちゃんに当たるのはやめましょうね。
この記事が誰かの役に立ちますように、、、、、、、
最後に
最後にバラナシのババゲストハウスというところのオーナーと話をした時に教えてくれたアドバイスを付け加えておきます。
「他の人を頼るな。悪い奴はそれを狙ってる。見るだけで、嫌なら嫌だとはっきり言えばいいだけ。言えないなら、誰にもついて行くな。
俺はタクシー乗るときは必ずナンバーと運転手の写真を撮る。自分で身を守るためだ。
宿泊客にみんな言ってるし、OK、わかった、そうするって言っててもみんな引っかかる。
高いものを買うなら、必ず写真と携帯番号、なんならその場でその番号にかけろ。それを嫌がるなら理由がある。問題ないなら誰も断らない。」