日本人の考える献立について
Twitterでよく子育ての話題が出てくる。ワンオペ育児だとか、イクメンだとか。日本の家庭の形はいつから変わっていったのだろう?と考える。
最近思うのは日々の食事だ。基本的にみんなうっすらと「女性が作る」事を社会的にも容認していて、反面「おかあさん食堂」的なものに対する炎上があったりもする。
これを見て思ったのだけれど、日本の食卓って結構大変じゃない?
ノージャンル
うちはスマホのTime Treeというアプリでスケジュールを共有してるんだけど、その中に予定している献立を嫁さんが書いてくれている。仕事が早く終わったら、自分はそれに従ってご飯を作っている。メモはこんな感じ。
【使う材料】
米、胡麻、サラダ油、ソース、わかめ、油揚げ、焼きそば、鶏がらスープ、竹輪
トマト缶、豚バラスライス、鶏むね2枚、鍋用キノコ、もやし、豆腐絹、鍋の素
月曜
野菜炒め
マカロニハムサラダ
冷奴
豆腐と油揚げの味噌汁
火曜
麻婆茄子
鶏むねセロリのレモン炒め
トマトハムサラダ
わかめとかき玉スープ
水曜
ブロッコリーオイスター炒め
チヂミ
大根サラダ
木曜
肉じゃが
小松菜のおひたし
せりご飯
味噌汁 大根
金曜 ㊗️休
インドカレー
チャパティ
コールスロー
ポテト
土曜
豚バラ大根
ヤンニョムチキン
れん草のおかか和え
日曜
白菜団子鍋
こんな感じだけど思うのは、、、
「どこの国の食卓やねん、、、、?」
今買おうと思っているもの
最近タコスにハマっていてNetflixで「タコスのすべて」という番組を見てたりします。これが本当に面白い。
最初に紹介したツイートで「メキシコ人は食べるものに頓着しないのかな?」なんて思ってたら大間違い。これを見たらわかるけど、食べ物(特に肉)に対する欲求は日本人を大きく超えている。
「同じものをよく食べる=食べ物に執着しない」ではないのだ。彼らは自分の国の料理を誇りに思って、それを毎日食べているんだ。
これにハマってカルニータス作ってみたりしてタコスを作っていたのだけれど、ちゃんとトルティーヤを作ってみたい!という事から、こいつをポチってみた。そう、一家に一台はあると思いますがwトルティーヤプレスです。
これがあったらチャパティや水餃子も簡単に作れそうな気がしたので買ってみました。
実はこれを買おうかどうか考えてもいます。こいつもそうですね、一家に一台はあるであろうwチャパティパンです。ちなみにインドカレーはいつも私が作らなければならない謎の掟があります(勝手に作られた)。
よくよく考えてみると
でもよくよく考えてみると、麻婆豆腐とか餃子とかパエリアとかアヒージョとかタイカレーとかトムヤムクンとかパッタイとか作ってるけど、半分くらいは「全然本家本元のオリジナルな~~」を食べていない事に気づいた。
カルボナーラだって、本当にイタリア人が食べてるようなものではないだろう。パエリアなんてもっとそう。日本人風にアレンジしたとしても外で食べた記憶すらない。スーパーでパエリアの素を買って作ってる。
なんだこれ?なんでこんな風に他の国のメニューを平然と食べてるんだ?アメリカ人が肉じゃが作るか?メキシコ人がおでん作ろうと思うか?
アメリカ人だってカリフォルニアロールとか作ってるかもしれないけど、最近じゃ逆輸入されて普通に手巻きずしにアボカド使ったりしてる。でもイタリア人がナポリタンは作らないよ?
そんで、そんなに大変な事をわざわざ当たり前だと思って、別に料理の特訓をしたわけでもない女性にまかせっきりにしていたりする。
いつの間に我々の献立観は変わってしまったのだろう、、、、、?とても不思議です。
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