子育て終わってからの先が結構長い

以前もいろいろ書いたけれど、極貧の結婚生活(よく考えたら市から結構な補助をもらえるレベルだと思うくらい)を過ごして、育てづらい発達障害気味な子供を育て、家を買ってローン払いながら学費を貯蓄して、駆け抜けてる時は気づかなかったけれど、どうやらひとまず「子育て」というイベントにおける「親」の役割はだいたい果たせるめどがついてしまった。

もちろん終わってはいないのだけれど、50歳手前にしてだいたいのイベントが「サ終」状態なのだ。

「子育ても終わったりこれからは~~をやるぞ!」なんて気力あるかというと、そこまで多くない。
金と時間と体力のすべてが余ってる時期って本当に無くて、いままでは体力と時間のすべてを「足りないお金」のために注ぎ込んできた。でも今はまず「体力」が落ちている。前なら夜中ずっと下道を運転して朝までに新潟に行て少し仮眠して遊ぶことが出来たけど、さすがにもうそんな事は出来ないから高速を使う。
時間は割と余裕はあるのだけれど、「体力」が落ちた分「休息」が必要になっているから、思ったよりも時間が無い。土日遊んで日曜の深夜に帰宅して、次の日に元気に仕事に行けないから早めに帰るようにする。
「お金」に関しては教育費がこれ以上はかからなそうななので、必要以上に節約しなくてもよいけれど、かと言って掃いて捨てるほどは無いので、これもまたそんなに十分じゃない。

つまりやる事が無くなったわりに、新しい事につぎ込めるほどの余力も無いのだ。悲しいけれどこれが人生なんだ。



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