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私の両親の離婚危機

今のご時世では、今から話す様な事例は少ないとは思います。

ですが、数十年前には結構あった事例でしたので、ここでお話ししておきます。

私の両親のことです。

私の両親は、嫁姑問題が顕在化していました。

私の生まれ育った家庭にまで姑が入り込んでいました。

父親の一族の行事には私を含め参加することが義務付けられていました。

ちょうど私の年代では、こう言った古い慣習に従わない世代でした。

ですので、反抗期に入っていた中学生の頃から、私は親族の行事には参加しない様になっていました。

その判断は、私の父親の面子を台無しにしていました。

ある時、親族の行事があり、私も、私の妹も行きたくないと返す事態が起こりました。

もちろん父親は激怒していました。

母は、自分のコミュニティができてきていることを喜んでくれていましたので、自分達の用事を優先してほしいと願っていましたが、初めて父親と対峙することになってしまいました。

結果、父親は勝手にしろ!と吐き捨てて、親族の行事に行ってしまいまいました。

私の親の世代では、これほどまでに親戚関係が重んじられていたのです。

このような価値観の世代では、親戚関係より個を重んじることは許されないことが多く、結果父親と母親は口論になったことがありました。

いつもは私たちの前では父親に反発することはなかった母親が、涙を流しながら子供の自主性を守ろうとしている姿を目の当たりにしました。

結果、離婚するには至りませんでしたが、母が初めて私たちの前で父親に争った場面でした。

そのことがあってから、私たち兄妹は、本当に自分がしたいことがあった時、そして必要なものがあったときは、自分の口で親に説明して、理解を求められるような関係に次第に変化していきました。

それが行き過ぎたのか、そもそも私たちの個性がユニークすぎたのか。

私たち兄妹は、とても個性的な人生を歩むこととなりました。

これはあくまでも自己責任の生き方ですが、それもこれも、あのとき家族が自分はこうしたい、こう生きたいんだと訴えたことがきっかけだったと思います。

私の経験を元に、いろいろな方のお悩み事を伺っております。
お一人で悩んでいて解決できないことや、答えが見出せていても前に進む最初の一歩が踏み出せない方も大勢いらっしゃいます。

そういった皆さんに何かお役に立てればと思い、個人セッションを受け付けております。

ここでお話しいただいたことは、他言しないでというご希望であれば、外に公害は致しませんのでご安心ください。

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