外国人との離婚
外国人との離婚
私の周りでは、国際結婚をされて、そして離婚に至った方も大勢おられます。
今回は、その中の具体的な事例をお伝えしますね。
その女性は、大学生の頃に外国人男性と日本でお付き合いをされていらっっしゃいました。
大学を卒業するかしないかの頃に妊娠がわかり、そのまま就職することなくご結婚されました。
ところが、お付き合いされていた頃とは異なり、結婚してから男性の態度が次第に乱暴になっていったそうです。
そんな経緯があり、その女性は離婚を決意したのですが、子供を二人抱えての生活は大変だったそうです。
養育費はもらっていたそうですが、その女性の子供への教育への価値観などから、養育のレベルは落とさないで暮らそうと努力しておられました。
そんな時に私と知り合うこととなりました。
その女性は、私との間に子供をもうけずに、二人の子供を私と二人で育てることを望んでいました。
私は最初から私の子供を産む努力をしてほしいと願っていましたので、お付き合いを断りました。
しかし、彼女はその後も私との交際を望み続けていました。
私は、彼女が望む男性がきっと見つかると思っていましたので、そうお伝えをし続けました。
そうして距離が離れていったのですが、数年後神奈川のとある駅のホームで偶然会い、少しお茶を飲みました。
彼女からみて私は、朴訥とした性格のようで、穏やかで彼女の取り巻く状況を受け止めてくれそうな人に見えたようです。
ただ、私が子供を望んでいたので、その望みを叶えると彼女の二人の子供を大切にされないことを懸念していたようです。
なんとか私が子供を作ることを諦めないかと願っていたそうです。
私は黙って彼女の言葉に耳を傾けていました。
私は、彼女にとって二人の子供はどういう存在なのだろう、そして彼女はどういう方を望んでいるのだろうということを考えました。
生まれ育ちが異なる人が一緒に暮らすことは、擦り合わせなければならないことがいっぱいあるから、なるべく価値観が合う人の方が摩擦が少なくて良いと思う気持ちはわかります。
ただ、相手が譲れない条件が何かを知ったにも関わらず、それでもその条件を変えてもらおうと働きかけることが、二人の将来に本当に良い結果になるのだろうかと感じました。
その後、その女性とはお互いに連絡を取らなくなりました。
ご自身でお悩事など抱えていらっしゃるのであれば、是非お話を伺いますので、ご連絡をお待ち申し上げています。