母、ケアハウスへ入居する②
2023年12月10日
母にとっても、私にとっても初となる
ケアハウスの見学へ
行く前は、正直、老人ホームのような病院のような、ちょっと暗めのイメージも多少なりとも持っていたのだけど…
全然違った!!
介護型施設ではなく、自立して生活できる人が入居するケアハウスなだけあって、ふっつーのマンション?アパートのような雰囲気で、
でも、受付や管理するスタッフの方が常駐していて、中庭もあり開放的
今、母が住んでいる団地より綺麗だし明るいし、なんか、めっちゃ良いやん!
と、私が気に入ってしまった
スタッフの方と一緒に施設内をまわりながら、
部屋のことや実際暮らしている方の日常生活を聴いていく
ぶっちゃけ、今、住んでいる日常生活と
ほぼ変わらない感じ
ケアハウスに住むから…と、外出が難しくなったり、自由がきかなくなる…
なんてこともない
部屋が3LDKから1DKとコンパクトになり、
お風呂は大浴場(デイサービスの方の介助のサービスも引き続き利用できるから安心)、
食事は用意してもらえ(一人で食べたかったら部屋に持ってきてもらえるのも助かる)、
ケアハウスで暮らしている人たちと一緒にご飯を食べ、レクレーションが頻繁にある
ということが今までと大きく変わることかな。
プライベートの空間もしっかりあるし、
自分一人だけで過ごす時間も大事であろう母にとっては、自分の好きなようにプライベート時間と、人と交流する時間を行き来できるのは、
暮らしやすいんじゃないかと私は想像した
案の定、一緒に施設を見学した母も
このケアハウスが気に入ったようで、
入居に意欲的になっていて、自分から質問もバンバンしていたし、心なしか声が弾んでいたように感じた(なんか、少女のようにウキウキしてる感じ)
一通り入居に関することを聞いた上で、入居する意思があることをスタッフの方へ告げる
12月現在、入居待ちが4名くらいだそう
順番に声をかけていくが、順番が前後することもあるし、空いた部屋から案内するから、
何階のどの辺りの部屋になるかは、空いたときにしかわからない…
とのこと
そういうことは承知の上で、
母も順番待ちは覚悟で待ちます、
という意思をはっきり伝える
私はこのとき何となく、
「いつになるかはわからないけど、もうこのケアハウスに入居するだろう。ここで決まったな。」
という、根拠なんて全く無いのだけど、
確信めいたものがぼんやりとだけど私にはあった
なので帰宅している道中で、母に
「いつ入居になるかわからないけど、
入居できるという連絡がきたときに、すぐ入居できるくらいの準備を今から始めておいたら良いよ。
例えば、ケアハウスに持っていく洋服を選んでおく、とか…」
と、伝えておいた
そうは言っても、母にも母なりのリズムやタイミングがあるだろうから、すぐ準備に取り掛かるとは思ってはいなかったけど、明日部屋が空くかもしれないし、一年後かもしれない。
タイミングに関しては、こればっかりはわからない。
だけど、順番がきたときになって焦って準備するよりも、入居する日をワクワク楽しみにしながら準備をしたほうが余裕も生まれるよね…
なんて思っていた
あとは、神のみぞ知る
ということで、自分たちができることはしつつ、
その時が来るのを待つことに決めたのでした
つづく…