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「1つのことを追いかけるのが良いことだ」に惑わされないように。
こんにちは!
スタッフの伊藤良です。
先週末は、あまりに好天だったので、
思わずロードバイクで多摩川沿いを
サイクリングしました。
とても気持ち良い時間を
すごすことができました。(^^)
さて、今回の記事では、
「1つのことを追いかけるのが良いことだ」に惑わされないように。
というテーマでお伝えしていきます。
あなたの習慣化のヒントになれば幸いです。
「1つのことを追いかけるのが良いことだ」
私は、子どもの頃から、
そんな思い込みを持っていました。
(あなたは、いかがでしょうか?)
なぜなら、活躍している人たちは、
子どもの頃からずっと1つのことを
追求していますよね。
だから、上達する。
結果、ハイパフォーマーに
なれるという理由です。
たとえば、一流のスポーツ選手。
今で言えば、大谷翔平選手でしょうか。
子どもの頃から、プロ野球選手になることを
目指していたと言われています。
その夢を、見事に体現していますよね。
そうした姿を見て「やはり、子どもの頃から
1つのことを続けているからすごい人に
なるんだな」という感じがします。
となると、同時に思うのは、
「1つに集中できなくて、
色々と興味が分散しちゃうとだめなのか」
ということです。
まさに、私自身がそうでした。
たとえば、スポーツ。
プロ野球に憧れて、野球をやってみたり、
バク転に憧れて器械体操をやってみたり、
今はトライアスロンをやってみたり。
1つのことを続けていないのです。
「だから、上達しないんだな……。」と。
みじめな気分になっていたんです。
でも、そのみじめな気分は、
今はほとんどありません。
転機があったからです。
その転機は何か。
2013年の「習慣化の学校」に
入学したときです。
当時、「自分欲求」を探るワークに
取り組んだときに、心に響く動詞が
いくつも発見しました。
具体的には、
・自分を磨く
・成長する
・続ける
・サポートする
・貢献する
という言葉たちです。
そんな自分の内なる欲求に気づいたとき、
子どもの頃からずっと解けなかった
パズルの答えが見つかったような感覚に
なったんです。
その答えとは、
「自分欲求は複数あってもいい」
ということです。
前述の動詞たちは、
私の心が喜ぶ行動です。
どれも重要ですし、すべてが
私の価値観とつながっています。
むしろ、1つでも欠けてしまったら、
それはもう「私」ではないんです。
イメージは、星座です。
星が1つでも欠けたら、
星座ではなくなってしまいますよね。
すべてが揃っているから、
オリオン座として成立しています。
私たちも、星座と同じなのです。
複数の自分欲求があっていいんです。
様々な自分欲求を統合した姿こそ、
私たちが真に輝ける姿だということ
なんですよね。
大谷翔平選手も、イチローさんも、
本田圭佑さんも。
複数の自分欲求を組み合わせて、
1つのスポーツに取り組んでいる
だけなんです。
ですから、1つのことだけをずっと
やっていないからといって、
私のようにみじめな気分にならなくて
大丈夫です。
それよりも重要なのは、あなたが
持っている自分欲求を言葉にすること。
そして、それらの自分欲求を刺激する
行動を継続すること。
それが、あなたの自分欲求に
火を灯し続けることになるのです。
種火に薪をくべるように。
その火が集まり、
やがて大きなエネルギーになったとき。
あなたの星座が今よりも
まぶしく光り輝くと思うのです。
ぜひ、あなたの自分欲求の火を
燃やしていきましょう。
さて、自分欲求を発見する方法は、
古川武士の新刊『ディープドライバー』に
詳しく書かれています。
まさに、私が「習慣化の学校」で取り組んで
自分欲求を発見したワークが載っています。
あなたにも、ぜひ取り組んで
いただけたらと思います。