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分解と解読ー忍者絵巻LLACin静岡ー
結論、猫山生む子さんアートを独断と偏見で解読してみます。
【忍者絵巻】
にゃん賀流の六忍者。各々が木、火、土、金、水、空の六鬼を操り、妖術を巧みに使いこなす伝説の忍者。猫部氏に先祖代々伝わる、妖術の秘密が描かれた忍者絵巻。
と解説にある。
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【独自の解説】
まず、鬼とは何か。
古来、鬼は死者の魂を表しており、善鬼と悪鬼が存在する。善鬼は神、悪鬼は悪魔と表現されている。
解説文の操るという言葉から悪魔と仮定する。
色々調べると、陰陽五行が当てはまるのだが、鬼の色が近いと思う。
節分の鬼の色には意味がある。仏教の静かな心を邪魔する鬼として考えられていて、意味は以下の通り。
火ー赤鬼ー渇望や欲望
水ー青鬼ー悪意や憎しみ
金ー黄鬼ー自己中心的想い
木ー緑鬼ー不真面目や不摂生
土ー黒鬼ー愚痴
つまり、それぞれを退治することで、煩悩を取り払う意味合いが込められている。
ただ、空が無い。。
【妄想ー空?】
ここからが妄想になるが、二つの説を出します。
まず一つ目は、空の忍者が黒子の格好をしてることから、陰陽の隠を意味してると考えると、それぞれの鬼が悪鬼を示す事を意味しているかもしれない。
もう一つは、空の忍者が黒子の格好をして姿を隠す。
急に話は変わるが、仏教では色即是空という言葉があり、無いもの有る、有るものが無い、つまりは普遍はなく変わり続けるということである。
これに照らし合わせると、黒猫は【変わる事を】恐れや慄きを表すかもしれない。
以上、仮説も含むが、それぞれの忍者が鬼ー死者ーの煩悩を取り払う絵では無いかと考える。
まとめると、禅ー自分自身の存在意義や真実を追求することーを意味してると思われる。
それでは
ごきげんよう
【あとがき】
何かしら絵を参考にしてると思うが、全くわからなかったです。
参考書は日本色彩学会誌42,3,2018です。