四国R14と青春
結論、四国R14はハートウォーミングなドラマもしくは青春ドラマでした!オススメです。
【概略】
大泉洋、鈴井貴之、ディレクターの4名が水曜どうでしょうの企画で、四国八十八ヶ所巡りをする。その中で、ビデオ撮影をしていたが、一部撮影できなかった場所があった。その理由は、当時ビデオの故障としていたが、実は撮影できていた。ただ、映像の怪奇現象に気づいた嬉野雅道ディレクターがその場で消去した。
この内容を一部変更【大泉洋が事故死したが、四国八十八ヶ所巡りの時に蘇って、一緒に楽しく旅をした】して、ドラマ化したのが、この四国R14であった。
【感想】
このドラマは一気見をオススメする。
随所に怖い場面があるが、全体感を見ると青春ドラマなのだ。
そこを端的に表してるのが、大泉洋の最後のセリフと、その後のセリフ映像。
これが全てを決定づけている。
大泉洋のセリフは、旧社屋の一室で薄明るい夜明け前に言った。
徐に話した最初の一言、覚えてくれていたんだね!という言葉。
そして、その後に出るセリフ映像、嬉野雅道の妻が話した内容。
霊が現実世界に戻るときは、その人たちに会いたいから来ているんだと思う。もっと一緒に居たいから。
この2つで、霊が出るホラー番組ではなく、友と旅をしたいという願いや思いが伝わる優しい番組に変わった。
この一点で見る価値は充分あると思う。
【ダメな部分】
大泉洋、音尾琢真、森崎博之などチームナックスのメンバーは演技が上手くはない。ここは間違いないと思う。
また、HTV作成なので、相対的に低予算だ。
なので、派手な演出や小道具、ろうかいな演技を期待したいなら、みない事を勧める。
【思う】
このドラマがホラーとして有名なので、ホラー嫌いな方は見ないだろう。
ただ、このドラマはホラーではなく、友と旅をしたいという青春ドラマなのだ。
だから、ホラーだから見ないという事だけは避けて欲しい。
その方にオススメするのは、DVDを購入し、まず副音声から見てほしい。
きっと、ドラマを再度見たくなるから!
それでは
ごきげんよう
【あとがき】
四国R14を買うとはおもわなかった。
怖いし、本編と関係無いんだから。
でも買って良かった!
四国R14の物語が良かったのは当然だが、その副産物が私には価値があった。
それは、この物語が今のメンバーやスタッフの原型になっていて、ストーリーがつながっていた。