飲食店の未来と新宿
結論、未来は世界観で勝つ飲食店しか残らないのでは?という仮説。そして、それを試して証明しようと思います。
【概略】
飲食店の味について、美味しい店が流行っているのだろうか?と考えた時、その答えはNOではないか。
人気店は、露出度が高い、並んでいる、昔から人気が根強い、研究者で色んなものをチャレンジする人柄、落ち着く店構えなどがある。
もちろん美味しさが大事ではあるが、それだけで差別化は難しいというのが現実ではないか。
つまり、美味しい以外の何かが大事だとおもう。
【どう勝ち残るか】
この点は、世界観では無いかというのが、私の仮説だ。
美味しさって味という味覚以外に、
見た目という視覚、
香りという嗅覚、
手触りなどの触覚、
そして、好き嫌いという感覚。
この全てが絡み合った時に、美味いに人気が乗っかると考える。
例えば喫茶店は以下の通り。
美味しい紅茶ー味覚と嗅覚
紅茶に関わる世界観のある空間ー視覚
紅茶がいきる器ー手触り
そして、これらを束ねる意味ー感覚
そう、紅茶に意味ー世界観ーが乗っかった時に勝ち筋が見える。
【試す】
お茶会はその試しに最適だと思う。
私は
モネの睡蓮を見たてたバラ紅茶とバラ緑茶を、
モネの睡蓮をあしらった茶器で淹れ、
茶器を見ながらお茶を飲むことを提案し、実行している。
感覚ーホッとしたり、ゆったりした感じるーを大事にしたい。
そんな会を明日行う。
新宿サーカスというお店で、8時ー11時という短い時間ですが、その時しか味わえない感覚を提供したいと思います。
それでは
ごきげんよう
【余談】
モネの睡蓮はいくつか分割されてしまったが、元々はモネが自宅の一室に睡蓮の絵でいっぱいにした時、その空間で外にいる感覚ー禅ーになることを目指したという話がある。
江戸時代のお茶会と同じで、空間で感じる考え方だ。