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新潟ティオぺぺ閉店

結論、どんなに思入れがあって、感じの良くて、美味いお店でも、閉店はある!という話。

【出会いと別れ】
24歳から31歳まで、営業として新潟市、三条市、五泉市、加茂市をルート担当していた。

ティオぺぺはそんな時の夜食として、一人でよく行った。だいたいパスタ、ディプ、パンの3つ。

渡辺マスターはどんなパスタでも雰囲気を掴んで、いろいろ出してくれました。
そんな融通のきくお店だから、カウンターやテーブルはいつも満席で、賑やかで常連が集まっていた。
夏は花火大会に合わせて、屋上でパーティー。
とにかく、お客に合わせて対応してくれました。

31歳の時、東京赴任が決まり、パタリと行けなくなった。挨拶はしたものの、寂しさはあった。

【再会と別れ】
35歳で転職と再就職、40歳で東北と甲信越の赴任が決まった。
おー、ティオぺぺに行こう!
2021年夏ごろに、夜ふらりと行くと。

コロナ対策のため、マスク、ビニール、まばらな座席になっていた。
何より、店内にバイトさんと渡辺さん以外、誰もいない状況で驚いた。

聞くと、コロナに入ってから、殆どがそのような状態らしい。
理由は、客層が近隣の大学病院のスタッフが多かったこと、パーティーが多かったことから、軒並み行けなくなった。たしかに、新潟の県民性と医療従事者を掛け合わせたら、元々几帳面で気配りが裏目に出るんだと思う。

渡辺さんは2021年1月頃から厳しいと判断して、休業し、数ヶ月後に再開した。
ただ、立地がよく、空間が広いため、地代が重くなり、2021年冬で閉店を決意した。

渡辺さんは、撤退というより、近くのフーデリックという店を改装したキッチンで冷凍や冷蔵商品を作るため、移動という形と話していた。

結論、飲食から離れないとのこと。

私は安堵感はあった。
まだ食べれるんだー。

同時に、
アレンジ出来る空間や食卓はあるのか?
聞くと無いとの事。

やはり食べたいものは厳しいという現実。

【応援】
その場で食べること。
冷蔵を買うこと。
話すこと。
そんな事しか出来ないなーと考えながら、2021年10月に伺った。

元気なマスターがびっちりの予定を開けて、向かい入れてくれた。
私が入った後、賑やかさも戻っていて、楽しい雰囲気を味わった。

なるほど。
食事が良いから行く!と思ってたけど、あの雰囲気で話して食べるのが良かったんだ!と感じた。

後数日は、食べれると思います。
ティオぺぺに行ってみてはどうですか?

それでは
ごきげんよう

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