ファッションを紐解く
服の良し悪しを分かる人は少ない。というよりそもそも、服に優劣を付けるにはあまりにもテイストの幅や主義思考が人によりバラバラであるためそんなに単純明快に仕分け出来るものではないのだ。
売れないミュージシャンにも心に訴えかけるリリックを書く者もいれば、キャッチャーなメロディで億万のフォロワーを持つ事情に似ている。
こと服装においてもオフホワイトやシュープリーム、ノースフェイスのようなキャッチャーなアイテムが好まれる傾向にある。
ブランドとは"付加価値"であるように思えるが、実際のところファンがついてこなければ価値など無いに等しい。
昔は最盛を誇っていたブランドも目先のマネーに目が眩み落ちていることが、ヴァンキッシュやアルファインダストリーなどがしまむらアベイルに入っている所を見ると分かる。
しまむらが悪いわけではない、それを喜んで買っている人に罪があると思っている。本当の価値分かっていますか?と
だからファッションは面白い、本気で物作りに励む人がいるなかビジネスととらえマネー集めに必死になるもの。ファストファッションが隆盛してからものの価値が下がったというよりはより簡素に、1シーズンで使い捨てるものに降格してしまった。
服作りをどう捉えるブランドなのか、限られた予算で利益を生み出すビジネスであることには間違いがない。
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