蠍座の満月（皆既月食）

２０２２年５月１６日１３時１４分頃、蠍座で満月。ドラゴンテイルと絡む皆既月食となりますが、前回の「牡牛座新月（部分日食）」同様、今回日本では観測できません。

今年の５月はかなり重要な月でもあるのですが、皆様いかがでしょうか？通常新月満月は２週間程度エネルギーの影響があるといわれますが、日食月食は「反転」「転換」「逆転」のエネルギーで、約半年ほど（次の日食月食まで）影響があると言われていますので、この日前後ビビッドな変化はないな～というかたでも、この後出会ったり起きる可能性もありますよ（２，３ヶ月は注目してみて）しかも、毎年５月の満月は仏陀の誕生、悟り、入滅の「ウエサク月」と呼ばれ、パワーの強い満月。蠍座は「魂レベルのつながり」を表すサインでもありますので、過去世からのご縁であったり、不思議な縁を感じるものやことや人と出会うかもしれませんね。

先週５月１１日に木星がプレ牡羊座入りし「新しいスタート」的な切り替わり感も強くなっていますし、なんといっても日食月食の影響が約半年と考えると、このプレ木星牡羊座期間と重なるのは偶然というわけではないでしょう。木星も１２年サインのサイクルの始まりですから、やはり今年もキーポイント的な年であるのでしょうね。だからこそ、今回の蠍座満月も大事なのでございます。

今月焦点となるドラゴンヘッド軸の「牡牛座ー蠍座軸」特に今回の蠍座満月は「変容」「破壊と再生」「転換」のエネルギーが強いですので、ここから気分一新、または仕切り直しでなにか新しい世界へと（望む望まざるはおいておいて）進むかたも多いでしょう（仕事、恋愛のプライベート含め）さらに、この満月の向かいに位置する太陽の近くに「革命を起こす」天王星もおりますので、中にはその変容や変化が膿出しのようなショックなものだったりするかたもいるかも。

ドラゴンヘッド軸は今年１月に「牡牛座ー蠍座軸」に移動し、これは「金銭や財の軸」なんですけれど、天王星も現在牡牛座ですので「収入、金銭、経済」の価値観とか得方とかに変化がやってきています。今回の蠍座は「受け取るもの」ですので、給付金とか保険金とか相続とか、そういったものに注目がいったり、そういえば某町の給付金の振込間違いに関するニュースとか（ちなみに銀行は牡牛座の管轄）全国的に連日報道されてますよね。さらに、満月当夜には白魔女の住む青森県の現職某町長さんが談合で逮捕されたりとか、なんとも蠍座満月っぽいニュースだわ～と思ってしまいました。

というのも、「秘密が暴かれる、暴露される」というのも今回の満月エネルギーっぽいのですよ。蠍座は「隠されたもの」「秘密」を象徴しますし、月食もまた「ダークサイド」に光をあてる的なイメージです。ですので、まあ事件的なものもあるかもですが、個人においては「自分の本心」や「隠していた気持ち」「本当に求めているもの」などが浮かび上がったり、「本当はこうしたかった」ことなどに気付きやすくもなります。それが自分の中での「後悔」になっているのであれば、過去世のドラゴンテイルが絡みますので、実は無意識のトラウマ的な過去のネガティブな想いからのものであったり、本当は嫌だと思っているのについ繰り返してしまうパータンとか、自分が捨てたいと思っている負のループが浮かび上がる満月でもあるのです。皆様はそんなことありましたか？

そして、満月は「手放し」「卒業」のエネルギーでもありますので、そうして気づいたネガティブな部分やものを、この満月を機に「捨てる」「開放される」「脱却する」「脱皮する」チャンスでもあります。今回チャート図がかなりインパクトがある配置で、木星が牡羊座に入ったからこその「新しい自分」「新しい生き方」を進めていくために、この満月もあるのかなと深く考えさせられるものでしたね。

ではでは、早速チャート図星読みも観てみましょう。