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ホテル日和:メズム東京オートグラフコレクション - おとながワクワクするホテル!

みなさまごきげんよう。

射手座の新月、いかがお過ごしでしたでしょうか。

わたくしは今回ご縁をいただきまして、mesm Tokyo, Autograph Collection(メズム東京オートグラフコレクション)へ初めて行って参りました。

お友だちからお誘いいただいたときはお恥ずかしながらまだmesmのことは「最近新しくできた、よくあるモダンなホテル」という風にしか思っていなかったのですけれど。

ぜんぜん違っていました...!

今回の最大の目的はこちら、mesmのバーウィスク(Whisk)で展開中の『アフタヌーン・エキシィビション』。お友だちにお誘い頂いてからホテルのウェブページを見て、大好きなダリの溶ける時計のモチーフにくぎ付け!

もうねぇ、本当に好きなんです、この時計♡。

こんなの見せられたら、それはもう行かざるを得ません。
アフタヌーン・エキシィビションのアフタヌーンティーはいわゆる伝統スタイルのものではなく、アフタヌーンティーと言われて思い浮かべる三段トレイは登場しませんが、こんな素敵なアレンジでまずはスコーンが登場しました。

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見てください。
画家のパレットを見立てて、3種類のスコーンと絵の具を模したチューブにはいちごジャムとマスカルポーネクリームが。
これだけでも十分ワクワクするのに、この絵の具型チューブが...本当に細部にまで拘って絵の具っぽいのです!
チューブを開封するのは絵の具と同じ要領で、キャップ逆さにしてアルミ箔に穴をあけて、絵の具に見立てたジャムやマスカルポーネを絞り出すのです。
チューブの裏面にはご丁寧に(笑)ちゃんとバーコードまで印刷されていて、噂によればそのバーコード、読み取ることができるのだとか...!

スコーンのお味はチェダーチーズ&パルメザンチーズ / トマト&バジル / クランベリー。いずれも小ぶりなのですが、サイズも量もちょうど良い♡
ごくごく個人的な感想ですが、今年いただいた数あるスコーンの中でも一番おいしかったです。
そうなのです。
見た目のユニークさだけではなく、味もしっかり美味しいのです。

マナー上、本来プレートの上のソースはすべて丁寧にいただくのが鉄則ではありますが、今回はどうしても遊び心の方が勝ってしまいまして、最後のスコーンも食べきってから、「パレットの上で絵の具を混ぜた」感じをだしたくて、敢えてこんなこともしてしまいました。

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(こちらの写真を撮影してからキャップをちゃんと締め直し、カトラリーもきちんと戻しましたよ・笑)

この最初のプレートへのペアリングドリンクのモクテル(ノンアルコールカクテル)はトマトをベースにしたもの。
色味は黄緑っぽい、色で見た目のトマト感はゼロ。
なんでも、遠心分離機?の応用??で赤い色素を抜いているのだとか。
綿菓子が入ったグラスにそのカクテルを注ぐと中からは「フラガール」という名称のトマトが出現(!)
面白い演出にちょっと興奮(笑)。
お味はバジルも効いていて、なんだかとってもイタリアンなので、トマト&バジルはもちろんのこと、濃厚なチーズのスコーンとの相性も抜群。

そしていよいよメインプレート、ダリといえば...!な絵画、『記憶の固執』をモチーフにしたプレートの登場です。

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(この時計と出逢いたかったの...!)

時計はホワイトチョコレートにプリントされたもので、奥の(今の時期はブッシュ・ド・ノエルを連想しちゃう)ロールケーキはダリの出身地であるスペインで定番のお菓子、クレマカタラーナをロールしたもの。
ちょっと量が多めですが、飽きの来ない仕掛けとして左側の赤い懐中時計があります。
こちらの懐中時計は下がマカロン生地、上は表面をゼリー状にして包んだラズベリーソース。先のクレマカタラーナロールの途中でこの懐中時計のぷるんぷるんのゼリーにナイフを入れて割り、あふれ出るソースを付けながらいただきます。

向って左手前にあるクリームのパイ包みはパリパリサクッサクでチーズかと思うくらい濃厚なお味。こちらも美味しかった。

こちらのメインプレートに合わされたモクテルはレモングラス、ジャスミン、ノンアルコールシャンパンの組み合わせ。
すっきりフレイバーのモクテルは少し重たいくらいのクレマカタラーナのロールケーキにはピッタリすぎるくらいぴったりのドリンクでした。
こちらのモクテルも面白くて、色はブルー系でメインプレートがモチーフにしているダリの『記憶の固執』の空を彷彿とさせる色。
その中にブルーグリーンのようなゼリーが入っていて、それがまたとても不思議な色彩や食感も演出。因みにこちらのモクテルの上にはダリのヒゲにヒントを得たという三日月形のチョコレートが乗っていました。


そしてこちらのアフタヌーンティーを提供しているウィスクでは他にも絵画にちなんだカクテルがいっぱい。

メニューは以下のURLから確認できるので、ぜひご覧になられてみてください。
https://www.mesm.jp/restaurant/adj32o0000000wfx-att/mixology.pdf

どのカクテルをとってもとても面白い。
今回のお食事で見た目がどんなに気をてらっていようとも、味はしっかり美味しいさをキープされているのが良く分かりましたので、もうこれらのカクテルを試したくて試したくて、早くもうずうずしております。

少なくとも、北斎と風雷はぜったいにいただきたいっ(笑)。

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夜はバーにもなるウィスクの日中の様子はこちらです。
天井がとても高く、三面がガラス張り、しかも目の前は大きく開けてスカイツリーが望めます。窓際ならきっと浜離宮も楽しむことができるでしょう。

空間を贅沢に使ったゆったり仕様なので、満席になったとしても「密」にはならないくらいの配席です。

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(メズムから見た浜離宮恩賜庭園)

わたくし、国内外ともにそれなりに様々なホテルを知っております。
滞在したことも多いですし、お茶や食事などで利用したことも多くあります。

上質なサービスを享受できるホテルはたくさん知っています。
ホスピタリティの素晴らしいホテルもたくさん知っています。
極上の優雅さを楽しませてくれるホテルも、もちろん知っています。

けれど、こんなに知性と感性をくすぐられ、ワクワクするようなホテルは他に知りません。

メズム東京、すっかりその魅力の虜になってしまいました~。

メズムのコンセプトはこちら。

JAPAN QUALITYにこだわり、細部にこだわり、
五感を魅了する時間と空間が導くイノベーティブな場所
新しいライフスタイルのアイコン「メズム東京」
(公式ウェブサイトより)

みなさまも。ぜひおとながワクワクしちゃうホテル体験をメズムでたのしんでくださいませ♡

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