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脱・サロン集客宣言

こちらのnoteはこんな整体師・セラピストさんに向けて書きました。

・サロン集客に疲弊している方
・集客できてもお客様が初回割引にしか来てくれない方
・施術からの収入に限界を感じている方
・忙しいのに経済的な余裕ができない方

途中、サロン経営や整体・エステなどについて悪くいう表現があり、不快に思われる方もいらっしゃると思います。

しかし色々とdisっても、きちんと解決策を提示しておりますので、途中不快に思われることがあっても、最後までお読み頂ければと思います。

サロン集客なんてやめちまえ!

サロン集客なんてやめちまえ

初っ端から暴言(^-^;

では、本題に入っていきましょう。

整体院・エステサロンなどのサロン業を営んでいる人にとって、大きな関心の一つに【サロン集客】というものがあります。

ブログ集客に始まって、インスタ集客、ホットペッパー集客…こうしたサロンへの集客を専門にされている集客コンサルタントさんも少なくはありません。

「集客さえできれば、私のサロンは繁盛する」

そう信じてサロン集客に勤しんでいる方も多いと思います。

集客集客と日常的に使っている言葉ですが、そもそも【集客】って何でしょうか?

当たり前のように使われている【集客】という言葉は、実は業種によって定義が違うのですね。

サロン業界での集客の定義は、「お客様に施術のご予約を入れていただくこと」

だいたいこれで統一されていると思います。

ですが、ブログアフィリエイトをしている人にとっては、ブログの閲覧ページ数(PV)を増やすことを集客と捉えている人が多いです。

またネットビジネスをしている人にとっては、集客イコール「リスト集め」だったりします。

「ご予約を入れていただく」ことがサロン業界では集客でも、別の業界では「ご予約を入れていただくこと」は販売だったりもするのです。

ちなみに私が提唱している【サロン経営4つのステップ】ではこんな感じになっています。

1. 集客
2. 教育
3. 販売
4. 顧客化

ここでは、ご予約を入れていただくことを「販売」と捉えています。

何故ならば、ご予約を入れた時点で料金が発生することが確定しているからです。

【サロン経営4つのステップ】でいくと

1. 集客→見込み客に認知してもらう
2. 教育→見込み客に関心を持ってもらう
3. 販売→ご予約をしていただく
4. 顧客化→リピーターになっていただく

こうした定義で「ご予約」までの導線を引いています。

多くのサロン経営者の方が【サロン集客】で悩んでおられますが、「認知・興味・販売」この3つが全部ごっちゃになっているのが、サロン集客に苦労する原因になっているのではないかな、と思います。

ですので、

1. どのように認知してもらうか?

2. どうしたら興味をもってもらえるか?

3. どうしたら行動(ご予約)をしていただけるか?

ご予約を入れていただきたければ、このような手順を1つずつ踏んでいく必要があるのです。

サロン集客って手間がかかるし、なかなか面倒なものです。

どこか大きなサロンで働いから独立された方は、心を込めて施術だけしていればよかった日々が懐かしい…なんて思ってしまったりするのではないでしょうか?

お客様に施術をするよりも、ご予約を入れていただくまでのことに時間や労力を使っているセラピストさんも少なくないと思いますよ。

「1時間1万円のエステだから、時給換算で1万円!
収入としてはかなり儲かる!」

と思われがちですが、ご予約を入れていただくまでの時間や労力や、エステ後にお客様へお茶を出したりする時間を考えると、実はセラピストの時給はそんなに良くなかったりもするのです。

集客が苦手なセラピストの場合だと、「お勤めしてたほうがお金が稼げた…」なんてことさえあるのです。

せっかく独立開業したのに、なんだかもったいないですよね。
『ブログ集客』
『インスタ集客』
『ホットペッパー集客』
『Google広告』
『フェイスブック広告』などなど

色々な集客方法がありますが、こうした方法もちょっと限界がきているような気がします。

ちょったした限界とは、かけた時間や労力、お金といったコストに対して、リターンが少ないということです。

なんというか、私がサロンを始めた頃は個人でエステサロンをしている人は珍しかったし、正直ここまでサロンが増えるとは予想もしていなかったです。

昔は、サロンの数が少なかったので、SNSや広告などからの集客はもっとずっとラクだったんですよ。

帰ってこない! サロン集客コンサルタント

コンサルタント

サロン集客の需要が増えるにつれ、『サロン集客コンサルタント』という方々も増えていきました。

インスタを見ていると広告がいっぱい流れてきます。

こうした『サロン集客コンサルタント』を名乗るのは、元々はサロン経営者でサロンを成功させたという過去を持つ人たちです。

『私がサロン経営で成功した秘訣を教えます』

というやつですね。

私もその一人でした。

成功者と自称するのはおこがましいですね。

でも群馬のド田舎のサロンでエステ売上だけで月300万円近く叩き出していましたから、そこそこの結果は出していると思います。

さて、集客コンサルタントというのも、最近では供給が多すぎて売れるにはなかなか大変なものです。

そうした大変な中でも生き残っている方々のほとんどは専業のコンサルタントになっています。

専業のコンサルタント、つまり今ではサロンで施術をしていないということ。

サロン、閉めちゃっているんですよ。

サロンを成功させるだけの実力あるのに。

これが意味することは…

ズバリ!

サロン業よりもコンサル業の方が儲かる!!

その理由は

◎地域に縛られない
◎レバレッジが効く

この2点が大きいです。

現在サロン経営をされている方、ショックを受けられているかもしれませんが聞いてください。

あなたのサロン経営の今後に繋がっていくことですので。

うちのサロンは群馬の田舎にあるのですが、コンサル駆け出しの時に東京・銀座で『サロネーゼのためのランチ会』なるものを開いたんですね。

アメブロで告知して。

びっくりした!

あっという間に定員が埋まった! 

アメブロで1記事書いただけですよ?

定員は3名と少人数だったのですが、群馬のサロンでイベント開催したとしてもブログ1記事書いて3名の定員が埋まるなんてことはありえないことだったんですよ。

その後、『サロネーゼのためのお茶会』という形で、東京・名古屋・大阪を中心に参加費1万2千円くらいでお茶会を開催したのですが、どれも募集開始後5分くらいで満席。

いやいやいやいや嘘でしょ?

今まで群馬のサロンで頑張ってきた集客って一体なんだったの???

…と愕然としましたよ。

ネットを使って『地域』の壁を取り払うと、人を集めるってこんなにも簡単なんだと。

これはまだ『サロン集客コンサルタント』が少なかった2014年あたりのことなので、今でも同じようにいくとは限りません。

でも地域関係なく人を集められるなら、こりゃサロン業やってた人がコンサル業始めたら、元のサロンには帰ってこないな、と。

それだけ『地域関係なく』『日本全国』『世界中どこでも』を対象にできるのは大きなことなのです。

ちなみに海外でもZOOMで通話できるので、カナダ・ハワイ・タイ・オーストラリア・スリランカなどの方にもコンサルをさせて頂いておりますよ。

ついでにいうと、私の場合はサロンの土地も建物の自社のものなので容易には辞められません。

そんなわけでコンサルになった今でも現役でサロンやってます。

1の労力で10倍儲かる!

レバレッジ

それから、もう1つ大きいのはネットを使うことで『レバレッジ』が効くことですね。

レバジッジとは、『てこの原理』のこと。
最小の労力で最大の効果を生み出すことができるということです。

たとえば、「1」の時間や労力などにレバレッジをかけると、そのリターンが5倍にも10倍にも返ってきます。

ネットの世界では5倍10倍どころか千倍一万倍といったレバレッジをかけることが可能です。

たとえば、オンラインのコンテンツを1つ作ったら、1人に売っても1,000人に売ってもかかるコストは同じです。

なぜならば、データというものは無料で無限に複製できるのですから。

この「無限に複製できる」ってサラっと書いてますけど、ありえないほど凄いことです。

たとえば、物販をしている人ならわかると思いますが、仕入れにはお金がかかります。

化粧水を1本売りたいなら1本分の仕入れ代を、10本売りたいなら10本分の仕入れ代を支払わなければなりません。

商品が売れなければそれは在庫となり、下手をすると利益を生むどころか赤字になることも。

それでも、物販にはまだレバレッジが効くのでいいですね。

同時に複数の商品を販売することができるのですから。

一方で、整体やエステの施術はどうでしょう?

残念ながら、整体やエステの施術にはレバレッジは効きません。

60分6,000円だとしたら、60分の時間と労力と引き換えに6,000円の対価を得る。

12,000円の対価が欲しければ、120分の時間と労力を差し出さなければなりません。

「1」のコストに対して「1」の報酬を得る。
もうこれが固定されてしまっているのです。

ここまで読んでいただくとお分かりの通り、

集客→施術→対価を得る
というサロンのビジネスモデルは、効率よくお金が稼げるとは言えません。

読んでいてだんだんと気持ちが暗くなってしまったという方もいらっしゃると思いますが、残念ながらこれは現実なのですね。

『脱・サロン集客』を掲げているのも、サロン集客にこだわることでレバレッジの効かない労働収入をやみくもに増やしているだけではないのか、と考えてしまうからなのです。

昭和型の収入、令和型の収入

昭和令和

『レバレッジの効かない労働収入』という言葉がでましたので、ちょっと収入についてのお話をしたいと思います。

えーと、突然ですが軽く自己紹介をすると、私は昭和生まれです。

小学生の頃は『ときめきトゥナイト』という漫画が好きでした。

同年代ならわかるはず。

知らない人はお母さんに聞いてみてください。

それから若い連中、聞いて驚け! 私は消費税がなかった頃の日本を知っている。

…と、まあ筆者は昭和生まれですよ、ということをお伝えしたので本題に入ります。

「昭和の収入に対すると価値観」と「令和の収入に対する価値観」は明確に違います。

昭和の価値観って、「収入を増やすこと」イコール「労働時間を増やすこと」なんですね。

整体やエステでもそうですが、今までの2倍の売上が欲しいなら、施術料金を2倍にするか予約数(=労働時間)を2倍にするしかありません。

昭和における仕事での成功は「良い会社に就職すること」「良いお給料をもらうこと」「お給料が上がること」。

「まあ、そうだよね」と思う方は、収入イコール『労働時間』というのがベースになっているのです。

でも今の若い子は違う。

「今、一番欲しいものは何?」と訊くと、「TikTokのフォロワー』とかそうした答えが返ってきます。

TikTokのフォロワーを欲しがる若者に対して、「目立ちたがり?」とか「承認欲求強い?」などと思われる方もいらっしゃると思いますが、違うんです。

彼らはフォロワーという『資産』を欲しがっているんです。

10代20代の子たちがお金を稼ごうと思った際にまず思い浮かべるのは、

・ユーチューバー
・インスタグラマー
・ティックトッカー
・アフィリエイター

これらの収入源って『広告収入』なんですよね。

YouTubeから支払われる広告収入の場合もあるし、企業から依頼された企業案件の場合もありますが、どちらにしろフォロワー数や再生回数に応じて支払われるものです。

つまり、こうした収入は『労働時間の対価』ではなく、持っている資産(フォロワーやコンテンツ)に応じて支払われるストック型の収入なのです。

もちろん、お小遣いが欲しければコンビニやファーストフードなど時給労働でバイトをする子も多いですが、今の若者たちにとって収入の入り口は時給労働型の収入だけではないということです。

そうしたことから、今の10代20代は収入を得ることに対して、昭和世代よりも多くの選択肢をもっています。

昭和世代から見ると新しい働き方を、誰に教わったわけでもなく、日常的に入ってくる情報から肌感覚で知っているという感じですね。

だから、ビジネスを始めて1年くらいで大金を稼ぎ出してしまう10代20代が後を絶たないのでしょう。

『収入=時間と労働の対価』
という価値観しか持っていないと、収入の幅がグッと狭まってしまいます。

ですので、昭和生まれの人でも『時間と労働の対価』ではない収入にも目を向ける必要があるのですね。

じゃあ、サロンってやっていても意味がないの?

エステ施術

ここまで書いてきたことでもお分かりのように、整体やエステはレバレッジの効かない時間労働型の収入です。

とはいえ、整体やエステをされている方は施術が好きだからという方がほとんどだと思います。

セラピストにとって情熱の在り処は、施術をしてお客様を癒すことなのですよね。

お客様に喜んで頂けることがお金以上の報酬になっているケースが多いです。

そうしたこともあり「整体やエステの施術で稼ぐのは効率悪いから」と言われても納得いかないと思うのですよ。

そうすると、「やりがい」を取るか「お金」を取るかという話になってくると思うのですが、私としてはセラピストの方々には両方を手にして頂きたいと思っています。

そこで
【脱・サロン集客】

ブログやSNSで集客を頑張るのでしゃなく、違った角度から「やりがい」も「お金」も手にしていきましょう、というご提案です。

何をするかと言いますと、

『オンライン講座/コンテンツ作り』

ハァ?

と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、収益にレバレッジをかけるにはこれが最短の道です。

なぜならば、ZOOMを使用したオンライン講座なら1度に複数名のお客様(受講生)にサービスを提供することができます。

オンラインコンテンツ販売であれば、プラットフォームに集客とセールスをしてもらって、コンテンツを作ったら放置してても勝手に収入が発生するという状態を作ることができるのです。

集客とセールスはプラットフォームに任せる

プラットフォーム

ビジネスの基本として、「人が集まるところで商売をする」というものがあります。

飲食店やブティックなどの実店舗では、立地によって大きく売上が変わってきます。

ネットの世界でも、利用者が少ないプラットフォームよりも利用者多いプラットフォームで発信したほうが見込み客の目に付きやすいのは当然のこと。

インスタやツイッター、YouTubeも非常に人が集まるプラットフォームですが、そこから注目を集めて自分の商品やサービスを販売するのは、やはり売り手の技量にかかってきます。

一方で、集客力と販売力、この両方を兼ね備えたプラットフォームも一般に普及し始めてきました。

一般的なサロン経営の流れはこうしたものになります。

0. メニュー開発
1. 集客
2. 教育
3. 販売
4. 顧客化

さらに販売と顧客化の間に施術をしたり、リピートを促すための関係作りも必要です。

しかしながら、集客力と販売力を兼ね備えたプラットフォームを利用した場合は、

0. 商品開発

以上!

ビジネスの中で一番大変な『集客』と『販売(セールス)』がないんですよ。

その後、施術をしたり顧客フォローをしたりすることも必要ありません。

さらにいうと、そのコンテンツの中でバックエンド(高額商品)への誘導しておくと、コンテンツの出来によっては、非常に高い成約率を打ち出すことができます。

つまりあなたがコンサルやエステ・整体などの技術の講座を持っている場合は、オンラインのコンテンツをフロントエンドとしてバックエンドであるコンサルや講座につなげることもできるのです。

ここまで読んで、「理屈としてはわかったけれど、そもそも私にはオンラインコンテツなんて作れない」という方はこちらが参考になると思います。

また、フロントエンドやバックエンドについての説明も記載しております。

有料noteですが、始めの5,000文字くらいは無料で読めますので、是非ご覧ください。

フロントエンドやバックエンドの説明も無料部分で読めます。

時代の流れに乗ってしまうのが一番ラク

時代の流れ

人間というものは未知への憧れを持つと同時に、変化を恐れるおかしな生き物です。

ビジネスにおいても「変わりたい」と切望する反面、ずっと変わらずに今までのやり方を続けていきたいという強い欲求も持ち合わせています。

若いうちは柔軟に環境に合わせて変化できても、年齢を重ねるごとに今までのスタイルを変えるのが億劫になってくるもの。

本当は時代の流れに乗ってしまうのが一番なんですけどね。

ビジネスモデルと時代背景は常に1セット

時代の流れを読むには、この4つに着目すると良いです。

◆政治
◆経済
◆社会
◆技術

ここでは『社会』と『技術』に注目しました。

インターネットの普及とそれに伴うプラットフォームの変化。

そのプラットフォームの変化に伴って、私たちの生活も変わっていく。

GoogleやYouTube、インスタ、Amazonなどがただのプラットフォームや通販サイトではなく、私たちの生活に欠かせないインフラとなっているのが良い例です。

オンラインコンテンツからストック収入を得ることで、経済的な余裕も時間的な余裕も生まれます。

そうした余裕を持つことで、あなたが本来やりたかった整体やエステといった技術をより磨くことができます。

いきなり全てを変えることは難しいですが、今までの時給労働型の収入の中に少しずつでもストック収入を取り入れていって頂ければと思います。


オンライン講座/コンテンツの作成に挑戦してみたいけれど、

・自分にできるかどうかわからない
・自分が人に教えるなんてとても無理
・何か初めの一歩が踏み出せたら…


という方を対象に
【セラピストのためのオンライン講座作成入門】
11月8日(火)に開催します。

是非、初めの一歩を踏み出すお手伝いができたらと思います。

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