ほっちのロッヂインターン
軽井沢のほっちのロッヂに行ってきました!(8/3~8/7)
ほっちのロッヂを感じたい人、伝えたい人の為のインターンで訪問しました。
せっかく様々なことを感じたので、noteに書きました!
ほっちのロッヂって何?
ほっちのロッヂって何って言われると、一言で言うと色々な人が集まる場所かなと思います。
ほっちのロッヂホームページ→http://hotch-l.com
なんでほっちのロッヂに行ったのか?
面白そうだったから!
自分の関心がある医療を考える上でに役に立つと思ったから!
どういうインターン?
午前中、夕方はほっちのロッヂで活動、午後は自由、ほっちのロッヂの人とお話したり、軽井沢にでかけたりと何でもOK
↓詳細
ほっちのロッヂで感じたこと、体験したこと、印象的だったこと
ほっちのロッヂは新しい医療の形に挑戦し続けているというような場所で、
毎日が同じということはありません。
子供が来たり、音楽を演奏したり、映画を見たり、ご飯を食べに来たり…
働き手も目指す方向は似ていてもそれぞれ考え、思いは違います。
ほっちのロッヂで行われることは日々変化していて、
次に訪れたときは、また違うほっちのロッヂなんじゃないかと思います。
ほっちのロッヂは軽井沢の町でも有名というわけではなく、診療所やサービスを利用する世代や、たまたま来たという人たちが知っている感じだったので、もっと軽井沢に住む多くの人にほっちのロッヂを知ってもらえたらいいなと感じました。
このインターンは自分が何かポジションがある(医学生として行って、医療を学ぶなど)とかではなくて自由なので、何をすればいいかと考える時もありました。ただ、居るっていうのもいいと思います。
時間や気温、天候によっても周りの林で鳴く鳥や虫の種類、風は変化して、外に座っているだけでも楽しいです。
軽井沢涼しい…!
今回ほっちのロッヂの働き手とお話し、印象的だったこと、いくつか
・医療をメガネみたいに思えたらいいよねっていう話
「メガネって必要な人にとってすごく大切なものだけど、時には踏んでしまったり、なくしたりと粗末に扱われる。
医療もそんなふうに大切なんだけど、それを忘れるくらい生活に溶け込めたらいいな
メガネ同様デザインがあって「私の医療器具はこれ」みたいに見せれるようになればいいな」
すごくいいなと思った。そうなれば医療器具が生活に必要な人も社会的に障害を持ってると思わず、前向きに個性として捉えれるような社会になりそう!
・専門性とチーム
専門性を身につけることはメリットに見えそうですが、視界が狭くなり、気づけていないことが増えます。
もちろんその職種にしかできない専門的なこともあります。
特に病院の外に出て、訪問や在宅で生活に医療を持ち込むときは、チームでの連携、気遣いがとても大切だと思いました!
・医者は体の内部ばかり見がち、内部に原因を求め追求する
うん、確かに。大学で習うことも体の中のことばかり
実際には本人と周りの環境、関係性が大切になってくることが多くて、本人を含めて周りを見ることが大切!
チーム作りや本人の希望を確認することがすごく大事!
ワクチンについて語る会を行った際も、接種するかについて体の副反応よりも本人と周りとの関係の悩みに多くの時間を使いました。
・診療所で人と会う時、その関係は既に医療者、患者になっているけど、その前の段階で会えたらいいな、っていう話
ほっちのロッヂは出会いの場でもあり、もちろんみんな私服なので誰が来訪者、働き手、職種は何かはすぐには分かりません。
でも人と人として出会うっていう基本的なことが行われていてすごくいいなと思いました。
ワクチン接種や子育てもそうですが、病気ではないけど、気軽に悩みを共有できたり、相談できる場所をみんな求めているなと感じます。
・病院にアートは必要か?
僕は白い壁の殺風景な病院には、日常が感じられて、癒やしもあるし、絶対アートはあったほうがいいでしょって思ってました。
でも病気になって病院にいるという中で非日常と思えるから、自分を保てるという意見もあり、そういう考えもあるんだなと驚きました。
病気と健康の捉え方、関係性によっても考えは変わるのかなと思います。
ほっちのロッヂはアートで溢れています!
・ケアは双方向
これは前から耳にする機会があったけど、やっぱりそうなのかと実感した。
ケアをする、されると分けることはできなくて、ケアすることによっても、ケアされているし、ケアされることによっても、ケアしている。
一方通行では絶対に成り立たないものなんだなと思いました。
ケアって奥深い…!
・医療的ケア児
高齢者のケアと同じように、できないことを埋めるサポートすることが必要なことだと思っていた。
そうではなくて、「子供は日々成長を続ける。昨日より今日が成長していなくてはならない。参加や活動を重視し、本人なりの自立を促す」と聞き、
障害を持っていることばかりに目がいっていたが、体験を通して成長する子供の本質は同じだなあと感じた。
つい、接するときは何かプラスになることをしよう(これをすると喜ぶかな?とか)と思ってしまいますが、本人が体験するっていうことが大切です。
まとめ
ほっちのロッヂの多様性
感じるというのは能動的なことで多く得られるので、難しいと思うこともありましたが、様々な人と話し、学びが多い5日間でした。
軽井沢の町にもたくさんの魅力がありましたが、ここでは伝えきれないので、興味のある方はほっちのロッヂとともに自分の目で見てみてください!
感じ方は人それぞれなので、他の人とも体験、感想をシェアできればいいなと思いました!