サルミックスの外録さんに聞く、収録現場あれこれ

前回、現在の社内のコロナウイルス対策について触れたのですが、世の収録現場はどのような感じなのか、サルミックスで一番“外の世界”に詳しい音声さんこと外録部さんにお会いし、最近の外録部事情を含めお話しを伺いました。


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私：収録現場のコロナ対策はどのような感じなんですか？

外録部：最近は大きい現場に行って無いのですが、緊急事態宣言中は大きい現場ですと看護師さんが付いていて

私：ええ！わざわざ看護師さんが？

外録部：1〜2時間に一回消毒スプレーを持って回ってくれるんですよ。スマホの消毒なども勧めてくれて

私：さすが細やかですね

外録部：それと、室内での撮影ではこまめに換気をすべきなのですが、そうするとどうしてもノイズが…

私：難しいところですよね、音声さんは特に

外録部：画面上に見えていない音って違和感があるので気になるんですよ。消さざるを得ない…となると、窓をしめて換気扇も止めなくてはいけない

私：リスクは勿論避けるべきですが、収録が出来ないのでは本末転倒ですもんね

外録部：終わったら即換気とか、音と状況を見ながら最善策をとっています

私：コロナ対策以外で、最近の外録部さんの活動はどうですか？

外録部：最近初めてYouTubeの生配信の現場に行きました。今後そういった現場にも慣れていきたいので

私：色んな現場へ行ってアップデートされているんですね

外録部：まだ勉強中なのですが…他を知ることは大事ですからね。やっぱり場数をこなさないとわからないこともあるので。他の方が組んだシステムにも的確に対応できるようになりたいです

私：そこまでストイックな訳は？

外録部：以前たまたま2チームで撮影して社外の音声さんと知り合う機会があって。そこからちょっと間口が広がったというか、仕事を振ったり、別の方を紹介してもらったり、仕事の幅を広げることができたので、それがすごく良い経験で…

私：貴重な経験だったのですね

外録部：そうなんです、音声って自分ひとりで現場にいくのでなかなか同業者と繋がらないので。
なのでこれを機に繋がりを増やしたいです。配信が増え、せっかく依頼も増えたのですが手が回らないことも多いので

私：なるほど、これからは人脈を活かして持ちつ持たれつがカギということですね！


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ちなみに外録さんが最近手に入れた秘密兵器は、飛行機のアプリだそうです。飛行機が何処に旋回しているかや、イレギュラーに飛んでくるヘリの情報もリアルタイムで知れるので、収録で大いに役に立つのだとか。ご自身のここ最近一番のアップデートだそうです！(笑)