家事の話
機械ができることは機械に任せて人は別のことをしたらいい。
そうやって便利な世の中になってきたし、これからもますますそうなっていくのだろうけど、家事だけはやっぱりちょっと別かなと思う自分がいます。
もちろん我が家にも洗濯機(乾燥機なし)や掃除機(コードあり)はありますし、料理をする時もブレンダ―を使ったりすることもあります。
でも家事は生きるためにする必要があることという感覚がどこかあって、全てを誰かに任せて私はできる余裕があっても一切しなくていいとなると、それは何だか人任せな生き方をしているみたいで気持ちが悪くなりそう。
普段は「あー、今日の晩ごはん誰か作ってくれたらなー」とか、めちゃくちゃ思ったりするのですが、それが毎日となると・・・。
ずーっとお手伝いさんとかいる暮らしをしていたら家事はしないのは当たり前かも知れません。でも私はたとえそんな暮らしできたとしても、今からだと余計に気持ち的に無理そうです。
書きながら、「家事をせずに楽したいのではなくて、家事をゆったりした気持ちで丁寧にできる余裕が欲しいんだよね」と思いました。
そこですね。
最近やりたいことがありすぎて、いかに時間を上手く使うかとか考えすぎて、生活者としてただただ生きる楽しい時間を自分で減らしていたことに気がつきました。
書くという作業は、自分自身の隠れている気持ちにも気づかせてくれますね。ありがたいです。