日々実験しながらよい習慣を身に着ける
最近の私の習慣(忘れる日もありますが)のひとつに、「夜寝る前に子どもと一緒に今日あった嬉しかったこと楽しかったことを言い合う」というのがあります。
この習慣を始めてから感じたことを今日は書いてみたいと思います。
初めは探すのに時間がかかった
やってみようと思った初日、私はそのことがどこか頭にあったはずなのに、いざ子どもに言おうと思うと「そうだな~」と考えました。
子どもも同じでした。
まあ、突然母が、「今日嬉しかったことを3つ言ってみよっか」とか言い出したのですから、「なんだ?急に」と思ったでしょう。
ただ、もともと本か何かを読んでからこの習慣をやってみようと思っていた私は、例えば〇〇という情報も持っていたので、「今日はTさんと仕事が一緒でたくさん話せて嬉しかった」とか、「今日のおかずが美味しくできた」、何とかそんなことを答えました。
でも言っておいて、「こんなん別に普通のことやなー」と思っている私もいました。
子どもも突然聞かれてすぐに出てこなかったのですが、私が「今日は給食何食べたんやったっけ?」とか声をかけると、「あ!給食の〇〇が美味しかったてん♪」と。
誘導した感じになりましたが(笑)、初めの頃はそんな感じでした。
続けていたらハードルがどんどん下がった
今この習慣を始めて2週間ほどですが、日を重ねるごとに、私自身ほんのちょっとしたことでも嬉しかったこととして堂々と子どもに話せるようになりました。
「〇〇ちゃんが無事に帰ってきてくれて嬉しかった」
「一緒に押し相撲したの、楽しかったね」
「字の練習がいっぱいできてよかったわー」
子どもも、「今日学校で〇〇ちゃんと遊べて楽しかった!」
「歯医者で虫歯ないって言ってもらえて嬉しかった♪」(ちょうど昨日)
「おやつ、母ちゃんと食べて美味しかった!」
寝る前に布団の中で言い合うと、何だか嬉しい気持ちのまま眠ることができて幸せです。
初めは、嬉しかったこと楽しかったことは何かいつもと違う特別なことの中にあるように思っていたから、すぐに思いつかなかったんですよね。
幸せのハードルを勝手に自分で上げていたんだと思います。
実験しながらよい習慣を身に着ける
本か何かで紹介されていたこの習慣。
知った時は、「へ~」と思っていただけだったのですが、実際にやってみて、また続けてみることで実感としての気づきがありました。
夜寝る前のちょっとした習慣ひとつで結構幸せ度がアップする。
幸せは日常のあちこちにあるな~と改めて感じて、そのことがまた今日嬉しかったことに加わっていったりして。
面白いですね。
最近、人から聞いた話や本で読んだことを実際に日々の生活の中で実験してみています。
大きな実験ではなく、小さな実験。
毎日が実験と考えると、ちょっとワクワクする自分がいます。
私は根っからの文系人間ですが、「実験」という言葉には好奇心がくすぐられます。
こんな風にやってみてよかったことは、日々の習慣にして続けていこう。
小さな実験=行動を続けるうちに、自分の周りに自分が勝手に作っているハードルも気づけば下がっていくんじゃないかな。
こういうことって、頭では分かっていても根が深かったりしますから。
ここ8年ほどの長いのんびり思考から、また少しずつ動き出したいなと思っているこの頃です。
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