始めなきゃ始まらない2019年#69.
こんにちは、アラフォーバリスタのsallyです。
今日はの強い日差しはまるで夏のよう。湿気がないぶん、日陰がなんとも心地よく、日陰から眺める緑がなんとも気持ちがいい。
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7月に長野県の八ヶ岳連峰にある”硫黄岳”という山に登ることを決めた。
ずっと前から山に登りたいと思っていたけど、”思っていただけ”で実際に行動に移したことはなかった。これまで、ボルダリング同様周りに一緒に取り組んでる人がいなくて、その一歩が踏み出せずに気づけば数年経っていた。
それでも何故だか今年はその先へ進むことができた。
何故だろう・・と考えてみた。
お正月に神社へ初詣に行った時に決意したことがある。
今年は年女で本厄の年。本厄はなるべく大人しくしていた方がいいとか言うけれど、逆に私は【動こう】と決意した。キッカケにするにはいい理由に思った。今の自分は、新しい世界に飛び込んでみたい欲がどんどん湧いてくる。
30代に入り、付き合う人たちが大きく変わり、自分の周囲の人たちの生き方や考え方に触れていい刺激をもらい、自分の心の声に従ってきた。オンラインサロンに入ったり(すぐやめてしまったけれど)、ニュージーランドへリトリートに行ったり、修善寺でコーヒー淹れさせてもらったり。
今回、硫黄岳へ一緒に行くメンバーは修善寺で知り合った人。山行きたいなぁ〜誰かいないかなぁ〜と考えていた時に、その人がパッと浮かんだ。
『山登りに行かへん?』とLINEしたら、ソッコー『いいですね!行きましょう!!』となんとも気持ちのいい返事。これは私もテンションが上がった。早速、長野県のアルプスをいくつか調べて初心者でも登りやすく、日帰り登山ができる場所をいくつかピックアップ。そこで見つけたのが、硫黄岳。
『アクセスしやすい場所だしここどうだろう?』と提案すると、『いいですね』と。そしたら数分後に『いくつか宿をピックアップしてみました。どれがいいですか?』と宿のURLを貼り付けてくれていた。なんと仕事のできる子なんだと感心しつつ、(子のこの職業柄だろうと納得)、ここが気に入ったかなと伝えると、『じゃあ予約しときまーす』と即座に予約してくれた。
こんなにもトントン拍子で物事が決まる心地よさったらない。
夢が予定に変わった瞬間。
修善寺に行かなかったら、この子とも知り合わなかったわけだし、このタイミングを待っていたのかもしれないとも感じた。(ポジティブww)
これまで、ネットで登山サークルをちょこちょこ探していたはものの、見つかるのは中高年の集まりばかりで気が進まなかった。まだまだ登山は中高年の趣味という枠が大きように思う。でも、インスタをのぞいて見ると、若い子たち山の写真を沢山見かけるし、「この子ら、近くに一緒に登れる友達がいていいなぁ」と羨んでいた。
山へ行くと決まったなら、揃えないといけないものがある。
もっとも重要な登山靴。満を持してアウトドアショップへ。
以前から目につけていたアウトドアブランドのザックも安くなっていたし、これは買いだと一緒にザックも購入。
普段から物欲ないため、大きな買い物をほとんどしないのだか(航空券くらい)、久々に大きい買い物をした。加えて、なんとも言えない満足感と高揚感に満たされた。日頃の買い物で、ワクワクするのはコーヒー豆を買った時くらいだ。単価が高いからという理由とは別に、この靴を履いて、このザックを背負って、これからどんな山に出かけよう、どんな景色が拝めるのだろうと想像するとニヤニヤが止まらない。
購入して半月後、怒涛のゴールデンウィーク6連勤を乗り切った翌日、体かクタクタだったけれど、天気予報も晴れマークだったので、ここを逃すまいと六甲山へ。人生初登山を決行。
快晴で暑すぎず心地よい風で最高の登山日和に恵まれた。
イノシシに襲われたけど・・・(イノシシ年やからかな)
朝の9時から登りはじめ六甲山最高峰を目指し、反対側の有馬温泉を目指した。トータル6時間、13km。
想像以上にハードで膝も限界を超えて体力も使い果たし、最後は気力で帰宅した。夜はあまりの足のだるさによるも眠れないほどだったけれど、心が驚くほどに和やかで落ち着いていて、なんだかすっぽり生まれ変わったような心地良さに包まれていた。次の日の仕事場でも妙に気分か穏やかだった。
それから、毎週のようにこの登山靴とザックを背負って出かけている。
この登山序盤にあるロックガーデンだけを登りに行ったり、近場をハイキングしてみたり。
都会のど真ん中でしかも建物の中で働いていると、外の光も時間の感覚もわからないし、週末ともなると人でごった返していてどうも息が詰まる。
最近は顕著に息苦しさを感じていたので、こうして自然の中に身を置いて自分の感覚をチューニングしに行っている。
私は日光アレルギーのため日焼けができない。
だからと言って、ランニングも登山も諦めない。
どうすれば負担なく、もしくは負担を軽減することができるかを考える。しっかり日焼け対策するとか、連続して日に当たりすぎないとか、ケアを怠らないとか、方法はいくらでもある。自分の体の声を聞いてうまく付き合ってあげればいいだけの話。重く考えない。自分の体を動かすのは自分なのだから。
自分で自分が生きる世界を築く。
なんだか今はこの言葉がしっくりくる。
今夜もこれからちょっと新しい世界を覗いてくるよ。
頂いたサポートは、次回のニュージーランドの旅でのカフェ代に当てさせていただきます。ニュージーランドでもっとコーヒー巡りがしたい!