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夢で祖父に再会した話

スピリチュアルな話は需要があるだろうか。
いや需要というよりは、書きたいからここに書き残す。
それが備忘録とやらの本質だ。

早朝にとても不思議な体験をした。
それほど遠くない最近亡くなった祖父が夢に現れたのだ。

消化不良か睡眠不足かあまり深く眠れない夜だった。
祖父との短い再見の体験は、
隣室の家族の物音で起きてしまってから、
およそ4時半から6時頃の1時間半の中で起こった話である。

隣の部屋の動く音が夢の中で気になったのが、
引き金になったのか、外では雨足が強まっていた。

夢の中の潜在意識の中で、
私は真っ裸で布団をかぶり寝ていた。

そこにクーラーの故障の点検に来た人がいて、
作業を始めた、夢の中だと気づいていたのかいないのか、
私は布団の中から、手を伸ばす。

その作業員スタッフの足に触れる感覚をリアルに感じて、
「え、触れる…」とつぶやいた。

隣室には家族が寝ていたが、
そこから笑い声が聞こえる。

祖父の声も不思議と聞こえる。
気づくと扉から祖父が入ってきていた。

ー「おじいちゃん…!!どうしてここに…????」

久々に見る祖父の姿は、
生前のなくなる前の数カ月とは変わってとても血色がよく
元気であった。
そして笑顔であった。

詳しい会話の流れは鮮明には覚えていないが、
「元気やったか、ようやっとる」とねぎらってくれるような言葉、
そして暖かい最後の抱擁がとてもリアルに感じられたことは
記憶に残っている。

起きた後、祖父に再会して抱擁してもらった話を家族にして、
思わずばっと涙があふれだした。

上京生活の中でつらく寂しいとき、
一人暮らしの部屋で2-3度ふと
「おじいちゃん、会いたい」と泣きながら寝ていたことがあった。

祖父は初めて死後の世界から私に会いに来てくれたのだと思う。
スピリチュアルな事が本当か嘘かはわからない。

しかし少なくとも現在そんな体験に意味があったと信じたい。
それか某人気アニメを見始めた影響か。

信じたいと思うものを信じて生きていこう。
焦らず、一歩ずつ、きっとご先祖様も応援してくれるはずだ。

元気づけられ、故人への思いへ浸るそんな朝であった。


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