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ビブリオトークで世界遺産検定2級のテキストを紹介した話

こんにちは、といです。中学校の国語の教員をしております。

先日、地域の教育会の研修に参加しました。
そこで世界遺産と検定について、熱く語ってきちゃいました。
そのときのお話です。


研修の後半、分科会は「ビブリオトーク」。
好きな本を持ち寄り、紹介するというものです。
ビブリオバトルという言葉も流行りましたが、別にバトらなくてもいいじゃないですか、ということで、「トーク」を使うようです。

今回は、グループの中で本を紹介し合い、
一番面白かった人を選んで、
その後、各班から選ばれた人が全体の前で紹介するという流れです。
(それってグループ内のバトルなんじゃないかと思ったけど黙ってました)


普通、こういうとき紹介する本は、感銘を受けた小説とか、子どもに読み聞かせしたい絵本とかが定番のようですね。
実際、同じグループだったお二人が紹介してくれたのは、どちらも絵本でした。

お一人は、読み聞かせにちょうど良さそうな、おにぎりの家族が楽しく田植えをする本を紹介してくれました。

もうお一人は、理科がご専門とのことで、ガリレオの絵本でした。


さて。私が持っていったのは「世界遺産検定2級 公式テキスト」。
3月に試験を受けたため、間違いなく今年になってから一番たくさん開いた本だったからです。

話の概要はこんな感じ。
①世界遺産検定2級受験のために、めっちゃ読み込んだ本です!世界遺産に詳しくなれます。
②世界遺産を学ぶと、歴史や地理に詳しくなれます。
③世界遺産を通して、世界の問題や課題に関心が持てます。
④これらによって、自分の世界が広がります。
日常生活の中で世界遺産を発見すると、テンション上がります。
⑤だから、世界遺産検定のテキスト、オススメです!
⑥オマケの話ですが。世界遺産は現在1159件。そのうち、検定の2級は300件だけが試験範囲。
1級は全遺産が範囲なので、テキストもさぞ分厚いと思いますよね?

とここで、現在の全遺産を網羅した「世界遺産大辞典」の上巻をお見せします。

上巻だけで、2級のテキストより厚いです。
それを見てもらった上で、

⑦あ、今、「これが上巻ということは、全部でこの2倍ってことね」と思いましたね?
実はこれ、上中下の3巻セットなんですよー。
2級と比べると3倍以上。桁違いの情報量なのですが、
次は頑張ってこちらを愛読する予定です😊

という感じでプレゼンしました。
同じグループのお二人がめちゃめちゃ興味を持ってくれて、テキストに釘付け。
自分の好きなものに興味を持ってもらえるって嬉しい!


かくして、私たちの班の代表は私に決まり、次は各班の代表者が発表する、という段階の前に、あることに気づきました。

なんと!よく見たら、同じ班の方に紹介してもらった「私はガリレオ」の表紙に、世界遺産が登場しているではないですか!

左上の建物です。

これは、世界遺産「フィレンツェの歴史地区」にある、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂のクーポラです。
2級のテキストにも、どどんと載ってます。

それを見つけて、班の3人で大喜び!
ガリレオはフィレンツェの人なので、間違いないでしょう。
初めて出会った3人でしたが、テキストを囲んで大盛り上がりでした。

なので、全体での発表では、ガリレオの絵本もお借りして、
「日常生活の中で世界遺産を発見したときの喜び」のところの分量を多めにプレゼンしました。
自分で言うのもなんですが、全代表者の中で私のプレゼンが一番盛り上がりました😊

同じ班の人たちには「いいこと教えてくれてありがとう!楽しかったよ」と言ってもらって解散しました。私も楽しかったー!


そんなわけで。
世界遺産は、ホントに自分の世界を広げてくれて、生活に喜びをもたらしてくれます。
世界遺産に出会えて、興味を持ててよかった!

今は机の上のインテリアになっている「世界遺産大辞典」。
そろそろ、1級受験に向けて活用し始めようかな、と思います。
学校が夏休みに入って、少し時間に余裕ができたところでもあるし。
よーし、頑張るぞ!

以上、「ビブリオトークで世界遺産検定2級のテキストを紹介した話」でした!


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