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職員室が暑いから、帰る!
毎日暑うございます。
中学校で国語を教えております、といです。
あまりの暑さに、「【暑うございます】の【暑う】は連用形だよ!
形容詞の活用は〈かろ、かっ・く・(う)、い、い、けれ、○〉だよ!」と、
まるで魔法学校の授業のように呪文を唱え続けたくなります。
〈未然・連用・終止・連体・仮定・命令〉って呪文もありますね。
さて。
ウチの学校のあるこの県は、日本の中では涼しいイメージのあるところです。
確かに標高が高いし、著名な避暑地があったり、ヨーロッパの高山に似た名前の山脈があったりして、涼しげを通り越して、寒そうな県だと思われています。
ですが、最近の異常な猛暑にはそんなイメージだけではあらがえず、標高が高い分太陽に近いのもいけないのか(実際、紫外線量は多いらしい)、昼間は猛暑です,猛暑。
そんななか、私の職場である学校の普通教室にはおととしエアコンが設置されましたが、普通教室以外にはエアコンがありません。
理科室にも音楽室にも家庭科室にも技術室にも会議室にもないんです。
つまり、職員室にもエアコンがないのです。
パソコンやらプリンターやらから熱がわんわん出ているのに。
扇風機からは熱風が送られてきます。ここは昭和の新聞社か、という熱気です。
普通教室での授業中は涼しくていいのですが、職員室に戻ってきた瞬間にどの先生も「暑い…」と絶望します。
さらに、山の斜面に沿った土地に変な向きで校舎が建っているため、午後になると職員室には西日が差し込みます。
さらにその西日が、緑化委員会の温室の屋根に反射して、窓際の席に座っている私の背中にレーザービームを送ってくるのです!無理!
夏休みに入り、午前中は部活指導、それが終わると職員室で事務仕事、という先生が多いのですが、
外も体育館も高温なので、みなさん息も絶え絶えで職員室に戻ってくる感じです。
私の場合、午前中は美術部の活動があるので、そしてなんと美術室にはエアコンがあるので涼しくいられるのですが、
上記の通りの状況なので、午後に職員室で仕事をするのは無理と判断しました。
熱中症になってしまいますホントに。
というわけで!
夏休みも毎日学校には出勤していますが、午後は全日、年休を取っています。
背中にレーザーくらいながら仕事ができるか!
幸い、学校から家が遠い私は、市教委からリモートワークを認められていて、学校のシステムに家からアクセスできます。ワーイ。
午前はエアコンの効いた美術室で部活の指導、
午後は家に帰ってエアコンをつけ、必要があれば仕事をしています。
でも休みを取っているわけだから別に仕事はしなくてもいいので、たまった家事を片付けたり水槽の掃除をしたり手芸をしたり、気ままに過ごしています。
夏休み、サイコー!!!
もちろん、猛暑の中、エアコンどころではなく、屋外やものすごく暑い環境で働いている方がいらっしゃることは承知しています。
職員室にエアコンがないと大騒ぎするのは、贅沢なことを言っているのかもしれません。
でも!私は午後は帰ります!だって暑いんだもん!
これが、私の「猛暑の過ごし方」です。猛暑からは逃げます!