思い出と食品添加物

1970年代に生まれた わたしにとって 懐かしい 大切な思い出と 食品添加物は けっこう セットになっていることが多いんです
子供のころから 食べることが大好きでしたからね
現在は 厳密な自然派嗜好のかたでも 添加物に ノスタルジーを感じるかたは 案外 多いのではないでしょうか

梅ジャムの 可愛い赤とか
味のも○とを舐めたときの不思議なピリピリ感
30円のオレンジ色のアイスのすがすがしさ
お弁当に入っていた冷凍食品の甘いコロッケとか
ヤマ○キのパン祭りとか

わたしのこれまでの食生活 もしかすると 全部に食品添加物や白砂糖が入っていたんじゃないかってほどの 70年代生まれです


おとなになって アトピー喘息が悪化したために わたしが 体温を上げる一環として 添加物を抜いたとき (幼少期からそのような生活を送ってきた 旦那さんの影響で 歯磨き粉やボディシャンプー 洗濯洗剤なども 化学薬品を避けるようになりました)
三ヶ月ほど経ったある晩 体がふわっと軽く(体重は変わっていません 笑) 多幸感に満ちた瞬間がありました

それからは 5年以上経ちますが 添加物の味や香りに敏感になったように感じます
以前は おいしく感じていた駄菓子やお店の味 香りなどを 不快に感じたり さもなければ 翌日 吹き出物や口内炎が出たり だるくなったり ...

つまりは 五感をはじめとする体の声に(体と心は繋がっていますから 心の声も)敏感になったようです
体が本領を発揮しだした感じというのでしょうか

だけど
だけど なんですね

いただいたお菓子とか 友達と入ったお店などで 添加物や白砂糖が使われていても 喜んで食べてしまう自分がいるんです
過去には 体を壊して 無添加シロップのショップまで 立ち上げたりしているのに ...

それで なんでかな 自分?って 

けっこう真面目に考えてみたのですが
それが やはり子供のころの思い出と繋がっているような気がしています

人間って 多少の難があっても 悪い要素があろうとも(限度はあると思いますが)自分の過去や生まれを愛するように出来ているのではないかと思いました

それで それって 人間のかなり崇高な習性ではないかと 感動しました

大袈裟でしょうか



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