自己嫌悪と添加物
カフェで 無化学調味料のランチをお出ししていたとき
定食なのに いつも ご飯はいらないという お客さまがいらっしゃいました
それが 一般的には ゴハン大盛りにすべき 20代前半の男子だったので 理由をうかがうと 炭水化物で血糖値が急上昇して耐えられないほどの眠気に襲われる体質なのだそう
検査しても病名がつくほどではなかったので 自分で気をつけるしかないとのことでした
そのかたは 幼少期から食品アレルギー持ちだったそうで 食べ物と自分の体調の変化について とても敏感でした
常識とかふつうとか 平均値だとか 他者の共感を まったく気にせずに 笑 自分の体の反応を まっすぐ信じてあげられる 強さがあるというのでしょうか
その強さが 当時のわたしには必要な気がしましたし そのお客さんを見ていて 自分の感覚を大切にするって 素晴らしいなぁと思いました
どこかのチェーン店で ご飯を食べると 食後10分くらいで 原因不明の自己嫌悪に悶々として 自分を脱ぎたくなるとおっしゃってましたが
考えてみれば わたしも その自己嫌悪感 自分を脱ぎたくなる感じ よくわかるんですよね
それは それで そういう時期だったと 認識していたのですが ふりかえると その自己嫌悪感に駆られたときの風景が いつも あるチェーン店の 当時 はまっていた コーヒーゼリーを食べた 帰り道の町並みとセットでした
当時は ホイップクリームとガムシロップをたっぷりかけるのが 大好きだったので どの食品が 原因かは はたまた そういう時期だったのか まったくわからないのですが ...
ただ 原因がわからない 心の不調が起こるとき まずは 自分の食べ物を見直すことは とても大切なだと思いました
案外 見落としがちですよね
食べ物が心に及ぼす影響としては 糖質や グルテン 添加物など 小さくですが すでに 話題になってもいるようです
冷えの原因同様 心身の不調の原因は千差万別 ひとによって違うものです
常識や他人の共感に頼らずに これはというときは 自分の心や体の反応を まるごと信じてあげることも 大切な自分への愛情だと思いました