Q and A ⓵
日本は、給料が低い人材に、完璧を求めすぎていませんか?
かなり簡潔にいいます。
働く人には①パートタイマー型と②能力型があります。
パートタイマーは胸の前にプラカードを掲げて言います。私は〇〇の時間まで働きます。指示を与えてください。
このような姿勢です。
能力型の人もデザイナーのようなクリエイティブを専門としている人と
複雑な状況に臨機応変に自分で考えて行動できるまるでプログラミングが内蔵されたシステムのようなタイプがいます。
結論から言えば、このパートタイマーに能力型を求めるから変なことになります。
しかし、良くも悪くもバブル期の日本はパートタイマーでも能力型をこなすことが容易にできました。
それは頑張れば給与が上がることが明白で、社員にもなれたからです。
時給も上がらず、昇格もない中で能力型の仕事を求められても無理です。それなのにパートタイマーでありながら能力型ができる人材は稀有であり、実はこのような人たちは令和においても人知れず昇給、昇格しております。
明確な道がないからといって不満を垂れる人はその先につながる道を見つけることはできません。
ただし、それは会社や経営者をよく見て、その霧の先にしっかりとした道を 用意する意思があることを確認することが前提です。
チェーンやフランチャイズではあり得ません。実力のある中小企業には普段は見えなくても、頑張ればその先に必ず道があるものです。それは中小の売り上げは個人の実力で挽回がはっきりとでるからです。
もし、あなたが不満なら、パートタイマーに徹して、大手のチェーン店やフランチャイズで指示を待ち労働を提供すれば良いでしょう。 そうでないなら優秀な経営者がいる中小企業で働くことでしょうね。