【代表が語る】書籍にも掲載されたスタートアップのSales Labのブランド戦略の裏側とは?
皆様こんにちは。Sales Lab広報ブランディンググループの高尾です。
前回の記事でもご紹介させていただきましたが、『ブランド戦略ケースブック2.0 ―13の成功ストーリー』という本で、弊社が事例として紹介されました!!!
BtoBスタートアップ企業かつインサイドセールスサービスのBPOという、比較的珍しい形態のブランド構築の事例として取り上げていただきました。
大変光栄なことに、既に多数のスタートアップの企業様から、ブランディングの秘訣についてお問い合わせをいただいております。
そこで今回は、『Sales Labのブランディングへの思い』について代表の小椋にインタビューをしましたのでご紹介します!
Sales Labの社員やこれから社員になるか考えている方だけではなく、
これから起業する方、同じくスタートアップしたばかりの企業の方、会社のブランディングに携わっている方など皆さまのお役に立てれば幸いです。
執筆:高尾 咲恵(たかお さきえ)
ブランディングの必要性
ー Sales Labがブランディングに取り組んだ理由を教えてください
小椋:
ブランディングに取り組んだ理由は大きく3つあります。
①マーケットに対する認知向上
スタートアップは、まず会社の存在を知ってもらうことが必要です。
②競合との差別化
世の中にはテレマーケティングやテレアポといった類似サービスがあり、インサイドセールス事業者も年々増えています。こうした中でお客様に選ばれるためには、「Sales Labらしさ」を出し、いい意味でとがっていかないと勝つことが難しいと感じていました。
③人材採用の強化
事業を拡大する上で、人材採用が必須となります。求職者の目線で、「何をする会社か?」「仕事内容やキャリアのイメージは?」がしっかりと伝わらなければ求人に応募してもらうこともできませんし、人数が集まるだけでは双方(企業・求職者)にとってマッチングが上手くできません。
1番大切なことは分かりやすさ
ー ブランディングをする上で最も大切にしたことは?
小椋:
一番意識したのは「とにかくわかりやすいかどうか」という点です。
シンプル・イズ・ベストです。具体的な例をいくつかご紹介しますね。
Salas Labのネーミング
ネーミングは誰もが分かるものにしようと考えていました。
Sales Labは直訳すると『営業、研究所』というイメージが浮かぶと思います。
わかりやすさでいうと、「インサイドセールス」という言葉より「セールス」という言葉の方がなじみがあって、初めて社名を聞く人でもなんとなく何をしている会社か伝わりますよね?
さらに私は、インサイドセールスは営業のデータをためるという点で一番いい手段であり、営業を研究していくために効果的な方法だと考えています。こうした考えを会社名に込めました。
Sales Labのブランド・アイデンティティ
『データとテクノロジーで営業を革新する会社』
これがSalesLabのブランド・アイデンティティ(※ブランドを一言で表現する言葉)です。
Sales Labのインサイドセールスの強みや提供価値を連想できるブランド・アイデンティティにしました。
ーSales Labのネーミングとブランド・アイデンティティは誰が見ても何をしている会社か分かり、確かにとてもシンプルで分かりやすいですよね!
Sales Labのブランドストーリー
上記では、わかりやすさ・シンプルさの重要性についてお伝えしましたが、より深く「何を行っている会社か」を伝えるには文章にすることもやはり重要です。そのため、ブランドストーリーを作成し、ストーリを読んだ方にとって、イメージが増幅し繋がっていくような工夫をしました。(ブランドストーリーはHPに掲載しています。)
ブランディングをした効果
ー ブランディングに取り組んだことでどのような効果がありましたか?
小椋:
効果としては大きく2つ感じています。
①クライアントへの効果
お問い合わせいただくクライアントからの反応がシャープになりました。
弊社がどんな会社かということが既に伝わっているため、「インサイドセールスへの課題があるから話を聞きたい」など会話内容が具体的なものになったと感じています。
②採用への効果
ブランディングを行う分社前は、当社がどんな事業を行っている会社か分からずにエントリーされている人が多かったですが、現在はインサイドセールスへ興味をもって、インサイドセールスをやりたい人が集まっています。
ー 私は分社後に入社しましたが、「従来の訪問営業ではなく、効率的に分析しながらインサイドセールスをしたい」とやりたいことが明確な状態で選考を受けました。
分社後に中途で入社した社員は私と同じように、実際にブランディングの効果を受けているかもしれませんね。
最後に
いかがでしたか?改めて私も小椋からブランディングの必要性や思いを聞いたことで、会社のことをより深く知ることができ、今後の事業や普段の業務の方向性についても考えることができました。
皆さんの会社でも、一度会社のブランディングについて社内で話し合ってみたら、新しい意見や発見があって面白いだけでなく、さらに会社の成長に繋げることができるかもしれません。
本のご紹介
今回、小椋に直接ブランディングへの思いをインタビューしましたが、さらに詳しい内容は書籍に記載があります。
そもそもインサイドセールスとは何かというところから始まり、事業発足からの約4年間で年商が約250%に上がるまでの経緯や、実行したブランディング方法、成功の秘訣など詳しくご紹介いただいています!
ブランディングに興味を持っていただいてる方だけでなく、インサイドセールスに興味がある方にもご参考にしていただける内容になっておりますので、ぜひ一度この本をお手にとっていただければ幸いです。