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【全200問】25年2月最新 Salesforce認定アドミニストレーター 100題 問題集全問解答+解説付き | 練習問題 (本番仕様)+100題(PDF)

改訂履歴

  • 2024/8/25  : 第1版公開

  • 2025/1/25 : 最新の傾向を反映し、問題を一新

はじめに


まず初めに、Salesforce認定アドミニストレーターは情報戦です。
合格するには、どれだけ質の高い情報を短期間で集め、効率よく学習できるかがカギとなります。
こちらのエントリの情報があなたにとって役に立つことを心から願っております。

下記、試験概要、形式、勉強法、練習問題です。
私自身、とても遠回りをしたので、ぜひこちらの情報を使って短距離で合格を勝ち取ってください。

試験概要

Salesforce「認定アドミニストレーター」資格は、Salesforceプラットフォームの基本的な管理スキルや知識を証明するための資格です。
この資格を取得することで、Salesforceを利用した基本的な設定やユーザー管理、データのカスタマイズなど、Salesforce運用における基礎的な能力を持っていることが証明されます。

試験では、以下のような内容が問われます。

  • Salesforceの組織設定
    Salesforceの基本的な設定、ユーザーインターフェースのカスタマイズ、会社情報やロケール設定などの初期設定。

  • ユーザー管理
    ユーザーの作成と管理、プロファイルとロールの設定、権限やデータのアクセス制御。

  • セキュリティとデータアクセスの管理
    共有ルールや階層の設定、オブジェクト、フィールドレベルのセキュリティ、データの可視性を管理するための設定。

  • データ管理
    レコードのインポートやエクスポート、重複データの管理、データクレンジングの基本操作。

  • Salesforceオブジェクトのカスタマイズ
    標準オブジェクトとカスタムオブジェクトの設定、フィールドの追加やリレーションの管理、ページレイアウトやビューのカスタマイズ。

  • ワークフローとプロセスの自動化
    ワークフロー、プロセスビルダー、承認プロセスなどのSalesforceの自動化ツールを使ったビジネスプロセスの最適化。

  • レポートとダッシュボードの作成
    基本的なレポート作成やカスタムダッシュボードの設計、データの可視化と分析手法の理解。

受験すべき人

合計10回以上の受験を経て、私が考える受験をすべき人は下記の人です。
参考書を読んだり、出題傾向を見てみると、中々細かい部分まで問題として問われており、実務で使用しない範囲がかなり含まれていると思いますが、結果幅広い知識が身につき個人的に高いお金を払った試験としては大満足でした。

  • Salesforceを初めて運用する担当者
    Salesforceプラットフォームを初めて利用し、基本的な設定、ユーザー管理、データのカスタマイズを学びたい担当者に適しています。これからシステム管理の基礎を固めたい人にとって最適な試験です。

  • 新しくSalesforceを導入した企業の担当者
    企業でSalesforceの導入を進めているチームの一員として、システム管理の基礎知識を身につけ、効果的にプラットフォームを運用したい新入社員や担当者に推奨されます。初期段階での運用スキルを身につけるための良い機会となります。

  • システム管理に携わる初級担当者
    Salesforceを日常的に利用しているが、まだ基本的な運用知識しか持っていない担当者が、自身のスキルを証明し、効率的なシステム運用を目指したい場合に適しています。

  • Salesforceの運用に興味があるマーケティング担当者
    データ管理やユーザー管理に興味があり、将来的にさらに高度なSalesforce活用を目指したいマーケティング担当者にも有益です。

試験の形式

試験時間は105分で合計65問の問題が出題されます。
試験は多肢選択式および複数選択方式で構成されています。
合格するためには、65%以上の正答率が必要です。

  • 試験時間: 105分

  • 設問形式: 多肢選択式および多答式

  • 問題数: 60問+採点対象でない5問

  • 合格ライン: 65%以上の正答率

勉強方法

下記でまとめた100題がきちんと理解でき、解答することができれば確実に合格できるよう、過去の試験傾向から問題集を作成しましたので、ぜひお役立て頂ければと思います。
試験直前に不安になってしまった方も含め、ぜひ実力を下記の問題で試してみてください。
※5問だけ開示しますので、質が高いと感じましたら、ぜひ他の問題も解いてみてください。

とにかく再現度にこだわったので、必ず実力がつくことは保証します。
※他にも過去問風の練習問題を販売している方がおり、買ってみましたが、出題傾向を全く捉えていないと思いました。(あくまで個人の意見です)

※本コンテンツを無断転記されている方は全員通報します。
無断転記は著作権法により保護されている著作物に対する侵害行為に該当します。(著作権法第17条及び第21条)
このため、許可なく本コンテンツを転載または複製することは、法律で禁止されています。
無断転記が発覚した場合、損害賠償請求、差止請求等の法的責任が発生しますのでご注意ください。

練習問題


問題1
Salesforceプラットフォームを拡張するために、独立系ソフトウェアベンダー(ISV)が提供するアプリケーションをインストールする場所はどれですか?


a. Google Workspace
b. Salesforce AppExchange
c. Lightning Marketplace
d. Salesforce Labs


正解:
b. Salesforce AppExchange

解説:
AppExchangeはSalesforceが提供する公式のアプリストアであり、ISVによって開発されたアプリやコンポーネントを利用してSalesforce組織を拡張することができます。


他の回答の解説:
a. Google WorkspaceはGoogleのアプリケーションを提供するプラットフォームです。
c. Lightning Marketplaceは実際には存在せず、Salesforce関連の機能ではありません。
d. Salesforce LabsはSalesforce内部で開発された無料のアプリを提供しますが、AppExchangeとは異なる目的のプラットフォームです。


参考:
AppExchangeの概要 - Salesforce公式ガイド


問題2
大規模な組織のIT管理者が、一部のユーザーに、特定のユーザーグループやカスタムオブジェクトの管理タスクを委任したいと考えています。この要件を実現するために最適なSalesforce機能はどれですか?


a. 権限の委譲(Delegated Administration)
b. カスタム権限プロセス(Custom Permission Process)
c. ユーザーアクセスマトリクス(User Access Matrix)
d. 部門別管理者モジュール(Departmental Admin Module)


正解:
a. 権限の委譲(Delegated Administration)

解説:
権限の委譲を使用すると、管理者以外のユーザーに特定の管理タスク(例:ユーザー管理やカスタムオブジェクトの編集)を委任できます。この機能は、管理負担を軽減し、特定部門の独立性を高めるのに最適です。


他の回答の解説:
b. カスタム権限プロセスはSalesforceには存在しない架空の機能です。
c. ユーザーアクセスマトリクスは、権限管理の仕組みとして一般的な概念ですが、Salesforceの機能ではありません。
d. 部門別管理者モジュールも架空の機能であり、現実には利用できません。


参考:
Delegated Administrationの概要 - Salesforce公式ガイド


問題3
営業チームから、「あるカスタムオブジェクトのピックリストフィールドで特定の選択肢が表示されない」という問題が報告されました。この現象の原因を特定するために、最初に確認すべき設定はどれですか?


a. レコードタイプごとのピックリスト値の設定
b. プロファイルに基づく値の動的フィルタリング
c. ワークフロールールでのフィールド依存条件
d. フィールド暗号化のステータス


正解:
a. レコードタイプごとのピックリスト値の設定

解説:
ピックリスト値の表示は、レコードタイプごとの設定によって制御されます。特定のレコードタイプに関連付けられていないピックリスト値は、そのレコードタイプのデータ入力画面に表示されません。


他の回答の解説:
b. プロファイルに基づく値の動的フィルタリングはSalesforceには存在しない機能です。
c. ワークフロールールはフィールド更新や通知に使用されますが、ピックリスト値の表示には影響を与えません。
d. フィールド暗号化はこの問題とは無関係です。


参考:
レコードタイプとピックリスト値の管理 - Salesforce公式ヘルプ


問題4
セキュリティチームが、全社員のパスワードの複雑さを高め、再利用を防止するためにポリシーを変更するよう依頼しました。この設定を管理するための適切なSalesforce機能はどれですか?


a. プロファイル(Profiles)
b. セキュリティガバナンス(Security Governance)
c. グローバルパスワード設定(Global Password Settings)
d. デバイスポリシー(Device Policy)


正解:
a. プロファイル(Profiles)

解説:
Salesforceでは、パスワードポリシーの設定はプロファイルで管理します。これにより、パスワードの複雑さ、期限、再利用制限を設定することができます。


他の回答の解説:
b. セキュリティガバナンスはSalesforceの用語として存在しません。
c. グローバルパスワード設定は実際の管理対象ではなく、プロファイルで設定が行われます。
d. デバイスポリシーは、ログイン時のデバイス認証を管理するもので、パスワードポリシーには関係しません。


参考:
プロファイルのパスワードポリシー管理 - Salesforce公式ガイド


問題5

営業チームが商談のステージが頻繁に変わる現象を報告してきました。管理者として、この問題の根本原因を特定するために最初に実行すべき調査手順はどれですか?


a. ステージ変更のパターンを特定するために、関連レポートを作成する
b. 該当するユーザーの操作履歴をデバッグログで追跡する
c. 設定監査証跡を確認し、ステージ変更が設定によるものか調べる
d. 商談のステージフィールドにフィールド履歴追跡を設定する

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