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Salesforce認定MarketingCloudデベロッパー100題 過去問+模擬問題集 全問解答解説付き(即わかる)


Salesforce認定MarketingCloudデベロッパーの過去問+模擬問題100題を全問解答+全問解説しています。

この問題集では、正解、不正解の選択肢全てに解説を付けています。
初学者でもわかりやすく学習可能です。

Salesforce認定MarketingCloudデベロッパーとは


Salesforce認定Marketing Cloudデベロッパーは、Salesforceが提供する認定資格の一つで、Salesforce Marketing Cloudプラットフォーム上での開発スキルと知識を証明します。
Marketing Cloudのカスタマイズ、データの統合、アプリケーションの開発、プラットフォーム間の連携、および高度な自動化ソリューションの実装に関する専門知識を有しています。

試験範囲は?

以下出題の範囲が公開されています

  1. データモデリングと管理

  2. プログラミング

  3. API

  4. メッセージング

  5. 自動化

  6. セキュリティ

  7. デバッグとトラブルシューティング


ここから問題と解答/解説になります。

過去問と模擬問題がセットになっており、模擬試験としても活用できます。

初めの10題のみ無料、合計100題、全問解答+全問解説付きになります。



1.

Salesforce Marketing CloudのEmail Studioを使用してキャンペーンを作成する際、顧客データのセグメンテーションに最適なツールはどれですか?

A. Journey Builder
B. Audience Builder
C. Content Builder
D. Data Extensions



正解

B. Audience Builder

解説

  • A. Journey Builder: 顧客のエンゲージメントを通じてパーソナライズされた旅を作成するためのツールです。顧客データのセグメンテーションではなく、顧客とのインタラクションを設計するのに使用します。

  • B. Audience Builder: 顧客データをセグメント化し、ターゲットオーディエンスを作成するのに最適なツールです。豊富なフィルタリングとセグメンテーション機能を提供し、マーケティングキャンペーンに最適なオーディエンスを定義するのに役立ちます。

  • C. Content Builder: メール、ランディングページ、SMSメッセージなどのコンテンツを作成・管理するためのツールです。セグメンテーションツールではなく、主にコンテンツ制作に特化しています。

  • D. Data Extensions: Salesforce Marketing Cloud内でカスタマイズ可能なテーブルを作成し、顧客データを格納するための機能です。データの保管と管理には適していますが、Audience Builderのように直接的なセグメンテーション機能は提供しません。セグメンテーション作業を効率的に行うためには、Audience Builderが適切なツールです。


2.

Salesforce Marketing Cloud内でAPIを利用してデータを操作する際、リアルタイムで顧客データを更新し、カスタムイベントをトリガーするにはどのAPIを使用するのが最適ですか?

A. REST API
B. SOAP API
C. Marketing Cloud Transactional Messaging API
D. Marketing Cloud Journey Builder API



正解

C. Marketing Cloud Transactional Messaging API

解説

  • A. REST API: Salesforce Marketing Cloudで一般的なデータ操作や設定変更を行うために使用されます。シンプルな操作に適していますが、リアルタイムでのカスタムイベントトリガーや特定のトランザクションメッセージング機能には特化していません。

  • B. SOAP API: 複雑なデータ構造や、より詳細な設定が必要なデータ操作に対応するために使用されます。REST APIよりも複雑なインターフェースを持ちますが、リアルタイムのトランザクションメッセージングには最適化されていません。

  • C. Marketing Cloud Transactional Messaging API: リアルタイムでのメールやSMSのトランザクショナルメッセージングを行うために特化したAPIです。顧客データの更新と同時にカスタムイベントをトリガーし、個々の顧客にパーソナライズされたメッセージを送信する用途に最適です。

  • D. Marketing Cloud Journey Builder API: ジャーニーの作成や管理、顧客のジャーニー内での動きを制御するためのAPIです。顧客エンゲージメントの設計や管理には適していますが、トランザクショナルメッセージングやリアルタイムデータ操作にはC. Marketing Cloud Transactional Messaging APIの方が適しています。


3.

Salesforce Marketing Cloudでカスタムデータを扱う際、サブスクライバーに関連付けられたデータを格納するために最も適した機能はどれですか?

A. データ拡張機能(Data Extensions)
B. リスト(Lists)
C. サブスクライバー属性(Subscriber Attributes)
D. SQLクエリアクティビティ(SQL Query Activity)



正解

A. データ拡張機能(Data Extensions)

解説

  • A. データ拡張機能(Data Extensions): カスタムデータを柔軟に扱い、サブスクライバーやその他のエンティティに関連付けることができる機能です。高度なセグメンテーション、パーソナライズ、および大量のデータ管理に適しており、Salesforce Marketing Cloudでのデ

ータ管理に最適な選択肢です。

  • B. リスト(Lists): よりシンプルなサブスクライバー管理に適していますが、カスタムデータの柔軟な扱いや複雑なセグメンテーションには向いていません。主に基本的なメールキャンペーンや単純なサブスクライバーグループの管理に使用されます。

  • C. サブスクライバー属性(Subscriber Attributes): 個々のサブスクライバーに対する特定の情報を保持するための属性です。これらはパーソナライズやターゲティングに有用ですが、データ拡張機能のように複雑なデータ構造や大規模なデータセットを扱うには限界があります。

  • D. SQLクエリアクティビティ(SQL Query Activity): データ拡張機能内のデータを操作し、セグメンテーションやデータの整理に使用される高度な機能です。ただし、これ自体でデータを格納する機能ではなく、既存のデータに対する操作を実行するためのツールです。


4.

開発者は、電子メール リンクを介して安全なパラメーターを受け入れる CloudPage を作成し、それらのパラメーターをデータ アップサートのために別の CloudPage に送信します。このページは現在、渡された予定 ID パラメータを取得し、その値を変数 caapptld に設定します。開発者は、フォームを使用しているすべての人に予約 ID が表示されることを望んでいません。
パラメータがデータアップサートページに正常に渡されるようにするための最良の方法は何ですか?

A. <form action="%%=MicrositeURL(123,,apptId",@apptId)a%%" method="post">
B. <form action«"%%»CloudPagesURL(123,'apptId',@apptId)«%%" methods "post">
C. <lnput ld=MapptId" type="textarea" value="%%«v(@apptld)«%%" hldden>
D. <input id="apptld" type="textarea" value»"%%«v(@>apptld)»%%" readonly>




正解:B

解説:

  • A: この選択肢は構文エラーを含んでいます。「MicrositeURL」関数の使用法が正しくありませんし、「apptId」というパラメータの渡し方も誤っています。また、method="post"の前にあるクォートの使い方が不適切です。

  • B: CloudPagesURL関数を正しく使用しているこの選択肢は、CloudPageへのリンクを作成し、apptIdパラメータを安全に渡すために推奨される方法です。この方法では、URL自体にクエリパラメータを含めることができ、フォーム送信を介して別のページにデータを安全に渡すことが可能になります。

  • C: <input>タグを使用してtype="textarea"を指定していますが、これは誤りです。textareaは<textarea>タグのためのもので、<input>タグではtype="text"を使用すべきです。さらに、hidden属性を使用していますが、これは値を隠してフォームと共に送信する目的には適していますが、問題の要件を満たすものではありません。

  • D: この選択肢でもtype="textarea"の使用が誤っています。readonly属性はユーザーがフォーム項目の値を編集できないようにするものですが、フォームを介して安全に値を送信する問題の文脈には合っていません。


5.

Salesforce Marketing Cloudで、開発者がAPI経由で送信したメールのパフォーマンスデータ(開封率、クリック率など)を取得するためにはどのAPIエンドポイントを使用するのが最適ですか?

A. REST APIの /messaging/v1/messageDefinitionSends
B. SOAP APIの /Reporting
C. REST APIの /data/v1/analytics/reports
D. SOAP APIの /EmailSendDefinition



正解

C. REST APIの /data/v1/analytics/reports

解説

  • A. REST APIの /messaging/v1/messageDefinitionSends: このエンドポイントは、特定のメッセージ定義に基づいてメールを送信するために使用されます。メールのパフォーマンスデータを取得するためのものではありません。

  • B. SOAP APIの /Reporting: SOAP APIは、データの取得と操作に幅広く使用されますが、"/Reporting"エンドポイントは存在しないため、この選択肢は誤りです。SOAP APIを使用してレポートデータを取得するには、具体的なレポート関連のオブジェクトやメソッドを使用する必要があります。

  • C. REST APIの /data/v1/analytics/reports: このエンドポイントは、Marketing Cloud内で生成された様々な分析レポートとパフォーマンスデータを取得するために設計されています。開封率やクリック率などのメールパフォーマンス指標を含むレポートデータを効率的に取得するための最適な選択肢です。

  • D. SOAP APIの /EmailSendDefinition: このエンドポイントは、メール送信の定義を作成、更新、または取得するために使用されます。メールのパフォーマンスデータを直接取得するためのものではなく、送信を設定するために使用されるため、この問題のコンテキストには適していません。

したがって、メールのパフォーマンスデータを取得するためには、REST APIの /data/v1/analytics/reports エンドポイントが最も適しています。これにより、開発者は必要な分析データにアクセスし、マーケティング戦略の効果を測定することができます。


6.

開発者は、messageDefinitionSends REST APIエンドポイントを使用して、トリガーされた送信メールを送信します。このメソッドは、202(成功)応答コードを返します。電子メールが正常に送信されたかどうかを開発者はどのように検証できますか?


A. POSTメソッドでvalidateEmail RESTリソースを使用して、リクエストからメール配信の詳細を取得します。
B. 202応答コードは、メッセージが正常に送信されたことを示します。それ以上のアクションは必要ありません。
C. レコードが関連するトリガー送信データ拡張機能に正常に挿入されたことを確認します。
D. GETメソッドでmessageDefinitionSend / key:(key)/ deliveryRecordsRESTエンドポイントを使用します。



正解:D

解説:

D. 開発者は、GETメソッドで「messageDefinitionSend / key:(key)/ deliveryRecords」RESTエンドポイントを使用することで、特定のトリガーされた送信の配信記録を取得し、メールが正常に送信されたかどうかを確認できます。これにより、開発者はメールの送信状況を正確にトラッキングできるようになります。


7.

Salesforce Marketing Cloud内でカスタムイベントトリガーを作成し、それに応じて特定の顧客セグメントにメールを送信する機能を実装するには、どの機能またはツールを使用するのが最適ですか?

A. Email Studio
B. Automation Studio
C. Journey Builder
D. Audience Builder



正解

C. Journey Builder

解説

  • A. Email Studio: これはメールキャンペーンの作成、管理、送信を行うためのツールです。カスタムイベントに基づいて動的にメールを送信する機能は提供しますが、Journey Builderのように顧客の行動やイベントに応じて自動的にパーソナライズされた顧客体験をデザインする機能は持っていません。

  • B. Automation Studio: データ管理タスクやメール送信などのマーケティングプロセスを自動化するために使用されます。定期的なメール配信やデータ処理には適していますが、カスタムイベントに基づいてリアルタイムで顧客セグメントに対応するメールを送信する機能は、Journey Builderがより適しています。

  • C. Journey Builder: 顧客の行動や特定のイベントトリガーに基づいてパーソナライズされたコミュニケーションパスを作成することができるツールです。カスタムイベントをトリガーとして使用し、それに基づいて特定の顧客セグメントに対応するメール送信を実現するのに最適な選択肢です。

  • D. Audience Builder: 顧客データをセグメント化し、ターゲットオーディエンスを作成するために使用されます。セグメント作成には適していますが、Journey Builderのようにカスタムイベントに応じたメール送信のトリガーを設定する機能は持っていません。


8.

取引先責任者の削除機能は、どのビジネスユニットのEnterprise 2.0アカウント内で使用できますか?


A. 以下全部
B. 代理店アカウントのみ
C. 取引先責任者が紹介されたビジネスユニット
D. 任意のビジネスユニット
E. 親アカウント



正解:C

解説:
B: 「代理店アカウントのみ」という選択肢は、Salesforce Marketing Cloudの取引先責任者削除機能の使用可否が代理店アカウントに限定されるという誤解を招く可能性があります。実際には、取引先責任者削除機能はビジネスユニットの種類によって異なるアクセス権を持つことができますが、代理店アカウントに限定されるわけではありません。

  • C: 「取引先責任者が紹介されたビジネスユニット」という選択肢は、取引先責任者削除機能がその取引先責任者が最初に紹介された、つまり元々作成されたビジネスユニット内でのみ使用できることを示しています。これは、Salesforce Marketing Cloudでのデータ管理の一環として、取引先責任者の管理を行う際の制限を反映しています。

  • D: 「任意のビジネスユニット」という選択肢は、すべてのビジネスユニットが取引先責任者削除機能を使用できると誤解させる可能性があります。しかし、実際には機能の使用は、取引先責任者が紹介されたビジネスユニットに限定される場合が多いです。

  • E: 「親アカウント」という選択肢は、取引先責任者削除機能が親アカウントレベルでのみ利用できると示唆していますが、これは正確ではありません。実際には、機能の使用は取引先責任者が紹介されたビジネスユニットに依存します。


9.

認定エイドは、サブスクライバーキーが関連付けられていないサブスクライバーを含む新しくインポートされたリストに電子メールを送信します。どの値が取引先責任者キーになりますか?


A. 一意の乱数
B.取引先責任者ID
C. サブスクライバーID
D. メールアドレス




正解:D

解説:
A. 一意の乱数: 一意の乱数は、サブスクライバーの識別には一般的に使用されません。Salesforce Marketing Cloudでは、サブスクライバーキーまたは取引先責任者キーとして意味のある、識別可能な値を使用することが推奨されます。

  • B. 取引先責任者ID: 取引先責任者IDは、Salesforce Marketing Cloud内での内部識別に使用されることがありますが、サブスクライバーキーが不明な場合に新しくインポートされたリストに対して自動的に割り当てられる値ではありません。

  • C. サブスクライバーID: サブスクライバーIDは、Salesforce Marketing Cloud内でのサブスクライバーを一意に識別するために使用される内部IDです。しかし、サブスクライバーキーが関連付けられていない場合に、このIDが新しくインポートされたリストの取引先責任者キーとして使用されることはありません。

  • D. メールアドレス: サブスクライバーキーが明示的に提供されていない場合、Salesforce Marketing Cloudはメールアドレスを取引先責任者の識別子(取引先責任者キー)として使用します。これは、メールアドレスが一意であり、各サブスクライバーを識別するための最も直接的な方法であるためです。


10.

Salesforce Marketing Cloud内で複数のデータソースからデータを統合し、カスタマイズされた顧客ビューを作成するためにはどの機能を使用するのが最適ですか?

A. データ拡張機能(Data Extensions)
B. SQLクエリアクティビティ(SQL Query Activity)
C. コンタクトビルダー(Contact Builder)
D. オーディエンスビルダー(Audience Builder)



正解

C. コンタクトビルダー(Contact Builder)

解説

  • A. データ拡張機能(Data Extensions): データ拡張機能はカスタムデータを保存し、セグメント化するために使用されますが、複数のデータソースからのデータを直接統合するための機能ではありません。

  • B. SQLクエリアクティビティ(SQL Query Activity): SQLクエリアクティビティは、データ拡張機能内のデータを操作し、複雑なデータセットを作成するために使用されます。しかし、これはデータの統合よりも、既存のデータに対する操作や分析に適しています。

  • C. コンタクトビルダー(Contact Builder): コンタクトビルダーは、複数のデータソースからのデータを統合し、統一された顧客ビューを作成するための機能です。これにより、顧客データを一元化し、カスタマイズされた顧客体験を提供するための基盤を構築することができます。

  • D. オーディエンスビルダー(Audience Builder): オーディエンスビルダーは、既存の顧客データを使用してターゲットオーディエンスをセグメント化し、作成するために使用されます。データ統合には直接関与しませんが、統合されたデータを活用してより精密なセグメントを作成することが可能です。

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