Salesforce認定Marketing Cloud Account Engagementコンサルタント100題 過去問+模擬問題集 全問解答解説付き(即わかる)
Salesforce認定Marketing Cloud Account Engagementコンサルタント(旧:Salesforce認定Pardotコンサルタント)の過去問+模擬問題100題を全問解答+全問解説しています。
この問題集では、正解、不正解の選択肢全てに解説を付けています。
初学者でもわかりやすく学習可能です。
Salesforce認定Marketing Cloud Account Engagementコンサルタントとは
SalesforceのMarketing Cloud Account Engagementプラットフォーム(以前のPardot)に関する深い知識と専門性を持つ方を対象とした資格です。
試験範囲は?
以下出題の範囲が公開されています
マーケティング戦略の設計(15%)
取引先設定(20%)
オートメーション(20%)
リード管理(25%)
メールマーケティング(10%)
パーソナライズと変数タグ(5%)
レポート、分析、ROI(5%)
ここから問題と解答/解説になります。
過去問と模擬問題がセットになっており、模擬試験としても活用できます。
初めの10題のみ無料、合計100題、全問解答+全問解説付きになります。
1.
あるコンサルタントが、リード生成と育成戦略を最適化するための機能について学んでいます。特に、見込み顧客のエンゲージメントを自動的に高め、資質の高いリードをセールスチームに引き渡すプロセスを強化したいと考えています。次の機能のうち、この目標をサポートするのに最も役立つのはどれですか?
A. カスタムリダイレクト
B. エンゲージメントスタジオ
C. ダイナミックコンテンツ
D. A/Bテスト
正解: B. エンゲージメントスタジオ
解説:
A. カスタムリダイレクト: カスタムリダイレクトは、特定のURLへの訪問者を追跡し、マーケティングキャンペーンの効果を測定するために使用されます。これはリード生成に役立つことがありますが、見込み顧客のエンゲージメントを高め、リードを育成するプロセスを直接サポートするものではありません。
B. エンゲージメントスタジオ: エンゲージメントスタジオは、自動化されたマーケティングキャンペーンを作成し、実行するためのツールです。見込み顧客の行動に基づいてカスタマイズされたパスを通じて彼らを導き、エンゲージメントを高め、最終的には資質の高いリードをセールスチームに引き渡すプロセスを自動化します。この目標をサポートするための最も適切な機能です。
C. ダイナミックコンテンツ: ダイナミックコンテンツを使用すると、見込み顧客の属性や行動に基づいてコンテンツをカスタマイズできます。これによりエンゲージメントは向上しますが、リードの自動育成プロセス全体を管理するための機能ではありません。
D. A/Bテスト: A/Bテストは、2つの異なるバージョンのメールやランディングページをテストし、どちらがより高い成果をもたらすかを判断するために使用されます。これはマーケティングコンテンツの効果を最適化するために役立ちますが、エンゲージメントを自動的に高め、リードを育成する直接的なプロセスではありません。
エンゲージメントスタジオは、リード生成と育成戦略を自動化し最適化するための強力なツールであり、見込み顧客のエンゲージメントを高め、資質の高いリードをセールスチームに効率的に引き渡すプロセスをサポートします。
2.
Salesforce Marketing Cloud Account Engagement で、Engagement Studio を使用してプロスペクトにパーソナライズされたメールを送信する際、どの機能を使用してメールの動的コンテンツを作成できますか?
A. ダイナミックコンテンツ
B. 変数タグ
C. HML
D. AMPscript
解答: B
解説:
A. ダイナミックコンテンツは、Salesforce Marketing Cloud の Email Studio で使用される機能であり、Engagement Studio では直接使用できません。
B. 変数タグは、Engagement Studio でパーソナライズされたメールの動的コンテンツを作成するために使用される機能です。変数タグを使用することで、プロスペクトの情報(名前、会社名、タイトルなど)をメールに動的に挿入できます。
C. HML (Handlebars Merge Language) は、Salesforce Marketing Cloud Account Engagement で使用されるテンプレート言語ですが、Engagement Studio の動的コンテンツ作成には直接使用されません。HML は主にメールテンプレートの作成に使用されます。
D. AMPscript は、Salesforce Marketing Cloud の Email Studio で使用されるスクリプト言語であり、Engagement Studio では直接使用できません。AMPscript は主にメールの動的コンテンツ作成に使用されますが、Engagement Studio では変数タグが用いられます。
3.
あるマーケティングコンサルタントが、リード生成と顧客エンゲージメントを最大化するキャンペーン戦略について学んでいます。特に、異なる顧客セグメントに合わせてパーソナライズされたコンテンツを提供し、その効果を測定する方法に関心があります。次の機能のうち、この目標をサポートするのに最も役立つのはどれですか?
A. エンゲージメントスタジオ
B. ダイナミックコンテンツ
C. A/Bテスト
D. カスタムリダイレクト
正解: B. ダイナミックコンテンツ
解説:
A. エンゲージメントスタジオ: エンゲージメントスタジオは、マーケティングオートメーションキャンペーンを計画、ビルド、実行するための強力なツールです。顧客の行動に基づいて自動化されたパスを作成することができますが、特定の顧客セグメントに合わせたパーソナライズされたコンテンツの提供そのものには直接関係していません。
B. ダイナミックコンテンツ: ダイナミックコンテンツは、顧客のデータや行動に基づいてコンテンツを自動的にカスタマイズし、より関連性の高いメッセージを提供する機能です。この機能を使用することで、異なる顧客セグメントに合わせたパーソナライズされたコンテンツを効率的に提供し、顧客エンゲージメントを最大化することができます。
C. A/Bテスト: A/Bテストは、異なるバリエーションのコンテンツやメールキャンペーンの効果をテストするための方法です。これはマーケティングキャンペーンの効果を測定し、最適化するために非常に有効ですが、パーソナライズされたコンテンツの提供そのものには直接関与しません。
D. カスタムリダイレクト: カスタムリダイレクトは、特定のURLへの訪問を追跡するために使用され、マーケティングキャンペーンの一部として利用されることがあります。これは顧客の行動を測定するための有用なツールですが、パーソナライズされたコンテンツの作成には関係しません。
したがって、異なる顧客セグメントに合わせたパーソナライズされたコンテンツを提供し、その効果を測定する目標をサポートするのに最も役立つのは「ダイナミックコンテンツ」です。この機能を活用することで、マーケティングコンサルタントは顧客ごとにカスタマイズされたコンテンツを提供し、顧客エンゲージメントを最大化することができます。
4.
Marketing Cloud Account Engagement を使用している組織が、リード生成キャンペーンの成果を向上させるために、キャンペーンの効果を評価し、将来のキャンペーン戦略を改善する方法を模索しています。この目的を達成するために、Marketing Cloud Account Engagementコンサルタントが推奨すべきアプローチはどれですか?
A. エンゲージメントプログラムの使用
B. カスタムリダイレクトの実装
C. エンゲージメント履歴レポートの分析
D. A/Bテストの実施
正解
D. A/Bテストの実施
解説: A. エンゲージメントプログラムの使用 - エンゲージメントプログラムは、顧客とのインタラクションを自動化し、一貫した顧客体験を提供するのに役立ちます。しかし、キャンペーンの効果を直接評価し、改善策を導き出す方法としては直接的ではありません。
B. カスタムリダイレクトの実装 - カスタムリダイレクトは、特定のリンクを通じたユーザーの行動を追跡するために使用されます。有用なツールですが、キャンペーン全体の効果を評価し、将来の戦略を策定する上で、A/Bテストほどの直接的な効果は期待できません。
C. エンゲージメント履歴レポートの分析 - エンゲージメント履歴レポートは、過去のキャンペーンのパフォーマンスを理解するのに役立ちます。有益な洞察を提供することができますが、A/Bテストのように将来のキャンペーン戦略の改善に直接貢献するものではありません。
5.
Marketing Cloud Account Engagementを利用している企業が、新製品の発売を前にして顧客に対して教育し、新製品への興味を引き出すキャンペーンを計画しています。このキャンペーンで最も重要な成果指標(KPI)を選択する必要があります。次の中から、この目的に最も適合するKPIはどれでしょう?
A. ソーシャルメディアのフォロワー数
B. Eメールの開封率とクリックスルー率(CTR)
C. ウェブサイトへの新規訪問者数
D. 販売前のお問い合わせ件数
解答: B. Eメールの開封率とクリックスルー率(CTR)
解説:
A. ソーシャルメディアのフォロワー数は、ブランドの見える化や認知度向上に関連する指標ですが、新製品への興味や顧客の教育に直結する具体的なアクションを反映しているわけではありません。したがって、この目的に対する最も重要なKPIとは言えません。
B. 新製品に対する顧客の教育や興味喚起キャンペーンでは、Eメールコミュニケーションの効果を測定する開封率とクリックスルー率は、顧客が提供されたコンテンツにどれだけ関心を持っているかを示す重要な指標です。特に、教育的なコンテンツや製品情報に対するエンゲージメントを反映するため、この目的に最も適合するKPIと考えられます。
C. ウェブサイトへの新規訪問者数もマーケティングキャンペーンの一般的な成果を測定するうえで有効な指標ですが、これだけでは新製品への具体的な関心や教育効果の高さを直接示すものではありません。したがって、このキャンペーンの主要なKPIとしては不十分です。
D. 販売前のお問い合わせ件数は製品に対する興味の高さを示す指標として有効ですが、これは製品の発売が近づいている場合や実際の購入意欲を反映する可能性が高いです。しかし、顧客に対して新製品について教育し、興味を引き出す初期段階においては、Eメールマーケティングの開封率やクリックスルー率の方が、顧客の関心度とエンゲージメントをより正確に反映するため、このキャンペーンにおける最も重要なKPIとは言えないでしょう。
6.
Salesforce Marketing Cloud Account Engagement で、Engagement Studio を使用してプロスペクトのスコアリングを自動化する際に、スコアリングルールの条件として使用できないのは次のうちどれですか?
A. プロスペクトのリスト登録ステータス
B. プロスペクトのメール開封率
C. プロスペクトのフォーム送信回数
D. プロスペクトのウェブページ訪問回数
解答: B
解説:
A. プロスペクトのリスト登録ステータスは、Engagement Studio のスコアリングルールの条件として使用できます。例えば、特定のリストに登録されているプロスペクトのスコアを増減させることができます。
B. プロスペクトのメール開封率は、Engagement Studio のスコアリングルールの条件として直接使用できません。メール開封率は、プロスペクトのエンゲージメントレベルを示す指標ですが、スコアリングルールでは、特定のアクションやトリガーに基づいてスコアを調整します。
C. プロスペクトのフォーム送信回数は、Engagement Studio のスコアリングルールの条件として使用できます。例えば、特定のフォームを送信したプロスペクトのスコアを増減させることができます。
D. プロスペクトのウェブページ訪問回数は、Engagement Studio のスコアリングルールの条件として使用できます。例えば、特定のページを訪問したプロスペクトのスコアを増減させることができます。
7.
ある製造業企業が、Marketing Cloud Account Engagementを利用して、販売代理店との関係強化と売上拡大を目指しています。具体的には、以下の課題を解決したいと考えています。
販売代理店への情報提供と教育を効率化し、製品知識の向上と販売促進活動を支援したい。
販売代理店の活動状況を可視化し、効果的な支援策を検討・実行したい。
販売代理店とのコミュニケーションを強化し、相互理解を深め、協力体制を構築したい。
上記の課題を解決するために、Marketing Cloud Account Engagementを利用した最適なソリューションとして、以下の4つの選択肢のうち、どれが最も適切でしょうか?
A. メール配信機能のみを利用し、製品情報やキャンペーン情報を定期的に配信する。
B. エンゲージメントスタジオを利用して、販売代理店向け個別学習コンテンツを作成し、段階的に配信する。
C. Salesforce Einsteinを活用し、販売代理店の活動状況を分析し、個々の代理店に合わせた支援を行う。
D. Marketing Cloud Account Engagementのすべての機能を活用し、販売代理店との包括的なエンゲージメントプログラムを構築する。
正解: D.
解説
A. メール配信機能のみ
情報提供やキャンペーン告知は可能だが、販売代理店の個別ニーズに合わせた学習や活動支援は困難。
双方向コミュニケーションやデータ分析もできないため、関係強化や売上拡大には不十分。
B. エンゲージメントスタジオ
個別学習コンテンツは効果的だが、活動状況分析や双方向コミュニケーションは不可。
全体的なエンゲージメント向上には、他の機能との連携が必要。
C. Salesforce Einstein
活動状況分析は有効だが、情報提供、学習コンテンツ、双方向コミュニケーションは別途構築が必要。
他の機能との連携が複雑になる可能性。
D. すべての機能を活用
情報提供、教育、活動支援、コミュニケーション、分析を統合的に実施。
販売代理店との包括的なエンゲージメントプログラムを構築でき、課題解決に効果的。
8.
Salesforce Marketing Cloud Account Engagementで、Engagement Studio を使用して、プロスペクトのアクティビティに基づいてパーソナライズされたメールを送信したいと考えています。Engagement Studio で使用できないトリガーは次のうちどれですか?
A. プロスペクトがフォームを送信した
B. プロスペクトがメールを開封した
C. プロスペクトがWebサイトを訪問した
D. プロスペクトがソーシャルメディアでインタラクションした
解答: D
解説:
A. プロスペクトがフォームを送信したことをトリガーとして、Engagement Studio でアクションを設定できます。フォームの送信は、プロスペクトの明示的な行動であり、パーソナライズされたメールを送信するための適切なトリガーです。
B. プロスペクトがメールを開封したことをトリガーとして、Engagement Studio でアクションを設定できます。メールの開封は、プロスペクトのエンゲージメントを示す重要な指標であり、次のステップにつなげるためのトリガーとして使用できます。
C. プロスペクトがWebサイトを訪問したことをトリガーとして、Engagement Studio でアクションを設定できます。Webサイトの訪問は、プロスペクトの関心度を示す重要な行動であり、パーソナライズされたメールを送信するためのトリガーとして使用できます。
D. プロスペクトがソーシャルメディアでインタラクションしたことを、Engagement Studio のトリガーとして直接使用することはできません。ソーシャルメディアでのインタラクションは、別のツールやプラットフォームを使用して追跡および分析する必要があります。ただし、その情報をSalesforce Marketing Cloud Account Engagement にインポートすることで、間接的にEngagement Studio のアクションをトリガーすることは可能です。
9.
Salesforce Marketing Cloud Account Engagementで、Engagement Studio を使用して、プロスペクトのアクティビティに基づいてパーソナライズされたメールを送信したいと考えています。プロスペクトのアクティビティを追跡するために使用できる機能は次のうちどれですか?
A. スコアリングカテゴリ
B. エンゲージメント履歴
C. プロスペクトリスト
D. ビジネスユニット
解答: B
解説:
A. スコアリングカテゴリは、プロスペクトのアクティビティやプロファイル情報に基づいてスコアを割り当てるために使用されます。ただし、個々のプロスペクトのアクティビティを直接追跡するためのものではありません。
B. エンゲージメント履歴は、プロスペクトがメールを開封したり、リンクをクリックしたり、フォームを送信したりした際に記録されるアクティビティの履歴です。Engagement Studio では、エンゲージメント履歴に基づいてパーソナライズされたメールを送信することができます。
C. プロスペクトリストは、特定の条件に基づいてプロスペクトをグループ化するために使用されます。ただし、個々のプロスペクトのアクティビティを直接追跡するためのものではありません。
D. ビジネスユニットは、Account Engagement 内でマーケティングアセットや設定を分離するために使用される組織単位です。プロスペクトのアクティビティを追跡するために直接使用されるものではありません。
10.
Salesforce Marketing Cloud Account Engagement を使用している企業が、キャンペーンの効果を分析し、将来のマーケティング活動を改善するためにどの機能を最も効果的に活用できるかを知りたいと考えています。この要件を満たすために、コンサルタントが推奨すべき機能はどれですか?
A. エンゲージメントスタジオ
B. カスタムリダイレクト
C. メールテンプレートのA/Bテスト
D. ROIレポート
問題解答: 正解はD. ROIレポート
解説: A. エンゲージメントスタジオ - エンゲージメントスタジオは、自動化されたマーケティングプログラムを作成し、リードに対する一連のアクションを設計するために使用されます。エンゲージメントと顧客の反応を追跡するのに役立ちますが、キャンペーンの全体的なROIを直接分析する機能ではありません。
B. カスタムリダイレクト - カスタムリダイレクトは、マーケティング資料やランディングページへのリンクを追跡するために使用されます。個々のマーケティングアクションの効果を測定するのに役立ちますが、キャンペーン全体の効果を測定するための直接的なツールではありません。
C. メールテンプレートのA/Bテスト - A/Bテストは、異なるメールテンプレートやコンテンツのバリエーションをテストして、最も効果的なものを特定するために使用されます。メールキャンペーンのパフォーマンスを向上させるのに役立ちますが、キャンペーン全体のROIを分析するためのツールではありません。
D. ROIレポート - ROIレポートは、マーケティングキャンペーンの投資収益率を分析するために特別に設計されたレポートです。これを使用することで、企業はキャンペーンの費用対効果を測定し、どのマーケティング活動が最も収益性が高いかを判断することができます。将来のマーケティング活動を改善するために必要なインサイトを提供するのに最適な機能です。
正解のD. ROIレポートは、キャンペーンの効果を分析し、将来のマーケティング活動を改善するための要件を満たすために最も効果的に活用できる機能です。このレポートを通じて、マーケティングのROIを明確に理解し、より収益性の高いマーケティング戦略を策定するための貴重なデータを得ることができます。
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