子どもが身をもって教えてくれた「何故自分を満たす方が先なのか」
【こんな方を元気にしたい】
・自分に優しくしたいと思いつつ、いつも他人を優先してしまう
・「自分を満たすのが先」ということに懐疑的
「あ、あとは私がやっとくんで、大丈夫です。」
人生で何回この言葉を言ったでしょうか。
でもその度に裏側で思うことがある。
(あー…本当はやりたくないのに…)
(なんで私が…言わなきゃよかった…)
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こんにちは営業おかぁちゃんです。
今日は他人を優先しすぎてしまう私が「自分を先に満たすことが大切だ」と子どもの行動から学んだ。そんなお話です。
【3行おまとめ】
・本能に忠実な子どもも自分が満たされると他者に優しくなれる。
・「自分のコップをまず満たしなさい」は脳が未発達な子どもの行動にも見られる真実。
・他人に優しくすることが辛くなったら「どうぞ、ご自愛ください」
◾️子どもは基本、本能に忠実
子どもは本能に忠実です。(ケチとも言う)
食べたいものは自分が食べたい。
他人のものであっても自分が食べたい。
それを人にあげるなんてことはありえない。
自分の分は食べたはずなのに
「おかぁちゃんのウインナーちょうだい!!」
そう言われたことがある方も多いはず。
◾️そんな子供が他者に優しくなる瞬間
自分が気がすむまで食べた!
そんな時、子どもはやっと人に優しくなれます。
以前、子供が初めてトッポを食べました。
とても美味しかったようで、完全に独り占め状態。
一本もくれません(私が食べたくて買ったのに…)。
まぁいいかと思い椅子に座っていたところ
5分後に子供がやってきて言いました。
「おかぁちゃん、これ半分あげる」
くれたのは一本の半分のトッポ。
でも最後の一本の半分でした。
最後の一本なんて、絶対食べたいはず。
本当にもらっていいのか、と聞くと息子はこう言いました。
「うん、もういっぱい食べたから大丈夫。
おかぁちゃんが喜ぶかなぁと思って、もってきた。」
勝手に貰おうものなら泣きわめく息子。
そんな息子がニコニコしながらそう言いました。
これはまさに世の中でよく言われる金言。
「自分のコップをまず満たしなさい」
「まず自分愛さなければ、他人は愛せない」
これを息子が本能的に実践しているのだなと思いました。
◾️子どもを見習って、先に自分を満たそう
私たちは大人ですが、脳のつくりは子供と同じです。
(それどころか原始時代から同じらしいです。)
子どもの脳は大人よりも未熟ですから
「これを食べたら他人に優しくしてあげよう」
そんなことは絶対に思っていないはず。
それなのに、自分を満たすと人に優しくなれるようです。
大人になると周りの目を気にして
「人に優しくしないと」
「自己中心的なことはいけない」
みたいなことをどうしても思ってしまいます。
しかし、自分に優しくしてあげると、
結果的に人に優しくしてあげられる。
しかも余裕をもって気持ちよく。
いつも他人を優先している方にとって
自分を優先するとはとても勇気のいることだと思います。
でももし、人に優しくするのが辛いのであれば、ちょっと立ち止まって自分に優しくする順番なのかもしれません。
いつも頑張っているおかぁちゃん。
どうぞ、ご自愛ください。