102(10/10).[中小企業向け] 生成AIを取り入れる②。「セールス活動では、」少なくとも、活用しなくていいなんて●●が、ある?/雑感③
結論。主旨も、「セールス部門での効果的な活用」という意味では、昨日とほぼ一緒です。
が・・・、
102回目も、昨日に続き、雑感的なことを。
主にBtoB向け、そしてセールス部門に限定しつつ述べていきます。
「生成AIを、よりプロンプトを工夫し、より適切な指示を意識するなど、より巧みに活用できることによって、現場のセールスパーソンは、業務の質を高めることができます。
と、昨日は書きましたが、では、セールスパーソンに限られた話なのか?
ではないでしょう。
セールスマネージャーや営業部長の立場の人も、大いに活用すべきです。という話を。
(分ける必要もないのでしょうが、あえて分けています。)
例えば、
セールスマネージャーの立場であれば、
セールスメンバーの様々なデータを基に、個々の進捗状況をリアルタイムで把握したり、今後の育成に役立つポイントなども抽出することができます。
また、生成AIにより、さまざまなトレーニング資料やフィードバック案の作成をサポートすることで、メンバーへの指導がしやすくなります。
これにより、効果的なコーチングやチームの強化が進められます。
生成AIは、チームの成長を支援するためにも活用できるツールであり、マネージャーとしての役割をより充実させることができます。
上記のような作業を生成AIに任せることにより、マネージャーは、メンバーとのコミュニケーションやサポートに、より集中しやすくなり、チーム全体の成果を引き上げることが可能となります。
さらに、例えば、
営業部長の立場であれば、
生成AIを使って、市場や競合他社に関する情報を集約し、分析する手助けをしてくれます。これにより、必要な情報を迅速に把握し、部門全体の戦略を構築するための判断材料を得ることができます。
また、他の企業の成功事例やベストプラクティスを提案し、部長が具体的な施策を考える際の参考とすることもできます。
営業部全体の方針を決める営業部長にとって、生成AIは相談役としても活用できます。
生成AIを活用することで、部門全体の方向性を見極め、成果を最大化するためのアクションプランなどのアイデアを出すこともできます。
結果として、営業部全体の成長に貢献できる重要なツールとしても活用できるのです。
もちろん、上記のようなことを、現場のセールスパーソンに任せることもできなくはないでしょうが。
生成AIから出てきた回答に対して、どのような判断をするのか。
それは、それぞれの立場によって、それまでの実践経験なども踏まえて、深く捉えることができると思います。
それ以前に、(今さら言うまでもなく、)
生成AIは、どのようなプロンプトを出すかが極めて重要となるため、マネージャーや営業部長といった、より多くの経験を積んだ、立場の上の方々の方が、より適切なプロンプトを出せるといったことも当然あるでしょう。
そういう意味でも、現場や若手だけに任せるのではなく、大いに活用すべきだと言えます。
そしてそういうことから考えると、実は、生成AIを一番扱わなければならないであろう立場の人は誰なのか。
もちろん、少なくない皆さんがお分かりの通り。
ということで、
その続きの話を、次回以降で続けます。
今回は、以上。