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資本主義社会で言い訳するのやめような。「金持ちフリーランス貧乏サラリーマン」

”やまもとりゅうけん”って知ってます?
各種SNSで一度は見たことある人も多いと思います。
そうそう、結構過激なこと言ってちょくちょく炎上してる人です。

認知の獲得は凄いけど情報商材売る人かなって思ってたんですよ。
「サロンもどうせ大したことないだろう」って思ってLP見てみたら、カリキュラムがしっかりしてそう。
そして元Googleとか言って経歴詐称してなさそう。
価格も激安
だった。
サロンがキャッシュカウになってるのは間違いないだろうけどそこら辺の情報商材屋とは全然違った。

誤解してたことで別に本人になんのダメージもないけどKADOKAWAから本が出ているみたいなので贖罪として買いました。

「金持ちフリーランス 貧乏サラリーマン」っていうマルチにハマっている人が大好きな「金持ち父さん貧乏父さん」をもじったタイトル。

今回はそんな金持ちフリーランス 貧乏サラリーマンについての感想を書いていきます。

結論: 表現が過激なだけで言ってることはド正論

これにつきますね。
ていうかSNSの発信もそうですけど彼の言ってる事ってかなり正論なんですよね。

ではなぜ炎上するのか?

1. 自分が煽られる立場の人間だから
2. 分かってても本音部分を言っているのが嫌だから

この2点が大きいんでしょうね。
彼は認知を獲得するために意図的にそうしている(いわゆるポジショントーク)のですが「この発言でこの層が食いつくだろうな」っていうメタ認知能力が結構高いですよね。

言ってることがなまじ間違ってないんで、本気の炎上(経歴詐称とかテキーラとか)はしないんですよね。

まぁ、そんな彼が書いた本なので例にもれず表現は多少過激です。
特に序盤のサラリーマンは「ぼったくり居酒屋」であるとか。

読むべき人

恐らく「手取りがそこまで多いわけではない若手~中堅サラリーマン」を対象読者とした本になってます。

所謂一流企業と呼ばれるところで働いているエリートサラリーマンたちはこんな本に興味持たないのと、「ぼったくられてても結構もらえるしな」って思ってる気がする。

ざっくり言うと、現状に不満を抱いてるサラリーマンの背中を押す本です。

読まなくていい人

現状に満足している人は読まなくていいと思います。

別に無理してフリーランスになる必要はないですしね。

個人的に良いなと思ったところ

第三章の

本当に成長できる人ほど、「勉強にお金は必要不可欠だ」とは考えていないものです。
~中略
一方、「お金を払えば何とかなる」と考えている人は高額セミナーや高額コンサルの販売者にとって、ただのカモで終わります。

これはマジで共感できる部分ですね。
私も「お金払うんで売上伸ばしてください」ってたまに言われますが、一見いいクライアント様に見えて、すべてをやってもらおうとしている場合が結構あります。

他にも

崖っぷちに立たされると能力が覚醒するのは、漫画の世界に限られた話です。

「なんも案件獲れてないけど会社員やめました!」みたいなヤバイ人間がSNS上で散見されるのですがこの本でそういう人間が生まれないようにキチンと注意してました。

三章で最も良いなと思ったのが

浅く広く学んでも、何も見につきません。まずは一点集中が大事です。

ここ意外と分かってない人が多いのは前から気になっていたのできちんと言及していて偉いなと思いました。

そしてこの本で最も良いと思った部分が第4章の

「発注する側」に回ると、他人の時間を使って自分のお金を生むことができます。

これは共感の嵐でしたね。プレイヤーとして稼ぐのってやっぱり限界あるんで、金持ちフリーランス(経営者)になるためには一番必要な能力かもしれないっすね。

ま、コンサルとかフリーランスやってると「結局クライアント様が最上流」になるので彼の”人生逃げ切りサロン”はそういう働き方からも逃れられるいいきっかけになったのだと思います。

講師も雇って講座を作って、サロン内で案件を回すのも考えているみたいなので「ストックサンサロン」みたいなのを作ろうとしてるんでしょうね(どっちが先か知らないので逆だったらごめん)。

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