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【行動力大全#3】"不安"を設計してコンフォートゾーンを抜け出す理由を作る


「スモビジを始めようと思ってるんですが、時間がなくてなかなか動けないんですよね……」

本当に時間がないわけではありません。時間がない人のための情報は世の中に溢れています。スモールビジネス大全でも解説してます


「良いアイデアがなくて……」

アイデアが思いつかないのが問題であることは、経験上ほとんどありません。スタートアップ起業を目指している場合なら別かもしれませんが、ことスモビジに関しては斬新なアイデアが必要になる場面はありません。

スモールビジネス大全ではこれまでいくつもの海外スモールビジネスの事業例をケーススタディとして紹介しています。そこからインスピレーションを受けることもできるはずです。


「今年中に自分の事業を持ちたいと思ってるんです!」

実際どんな行動をしているのか聞いてみると、アイデアを考えてたりと何もしてないも同然の状態で停滞していることが多々あります。


人間自体は多種多様な存在で、個体としては唯一無二なものです。

しかし、抱えている悩みはかなり似通っています。こと「スモールビジネスで起業したい」と考えている人に絞って考えてみると、悩みなんてほぼ同じ。

これまでスモールビジネス大全では「行動力がある、動ける」などを前提としてケーススタディの紹介などをしてきました。実際、行動力がある人はスモールビジネス大全の情報を基に行動して今後一生購読してもおつりがくるほどの利益を得た人もいます。

スモールビジネス大全のマガジンヘッダー(2023年2月時点)

しかし、それだけだと「持たざる者のゼロイチ生存戦略」として足りないなと思ったのです。考えてみると、能力が不足しているから持たざる者になっているという理由はあまりにもしっくりこなかったのです。

成功しているオーナー経営者を見ても、いわゆる”雇われ人”としての能力に欠ける人が多々います。結局のところ、スモビジを構築できるかどうかは「自分の事業を作るために行動できるか?継続できるか?」という能力でしかないのです。

そう思った私は、「行動」や「習慣化」に関する課題を解消するコンテンツを執筆しています。

一本目では、”期待”を設計して不確実性を味方につけ「やる気」を持たせる方法について、二本目では、"行動"を設計して「何をすればいいか分からない」という問題を解決する方法について解説しました。

そして、三本目となる本noteでは"不安"を設計して「行動を始めるべき理由」を作り上げる方法について解説します。

冒頭で紹介したような悩み()は、全部本質じゃありません。何をすべきかが明確で、今すぐ行動する必要性を理解していれば人は動けます。

会社員として普通に働くことはできても、自分の事業を作るときに動けない人は、何をすべきかが分からないか、行動する必要性を理解してないかのどちらかです。

何をすべきかが分からない人は二本目の「実行力を高める!最強アクションプランの作成フレームワーク」を実践してください。それで大丈夫です。

三本目となる今回は、行動する必要性を理解するために"不安"を設計するというやり方を解説します。今回の内容を黙って実践すれば、それで解決します。

では、併せて読みたいnoteを紹介したのち、本編に入っていきたいと思います。

併せて読みたいnote

時間がない人のためのタイムマネジメント

よくある時間術系のテクニックはあまり書いてません。もっと重要な話をしています。

アイデアがない人向けのnote

斬新なビジネスアイデアが必要だと思っている人は勘違いです。こちらのnoteを読んでください。

「そのサービスすでにあるよ」と言われてくじけた人はこのnoteを読んでください。言った人を責めないで上げてください。無知なだけですから。

どうしても起業アイデアを降臨させたいという人はこのnoteを読んでください。”マインドセット”とかいう胡散臭さ満点の単語をなんちゃって科学してるパートもあります。

この3つに加えて、普段のケーススタディを読めば事業の大分類は結構抑えられていると思います。まぁ、何度も言うようにアイデアが問題なことはほとんどないですけど……。

行動や習慣に関するnote

不確実性を避けたがる本能(損失回避性)に対して「期待を設計する、報酬を設計する」というやり方で対処する方法を解説したnoteです。

行動できない人の原因の一つとして「何をすればいいのか分からない」が挙げられます。このnoteでは超実践的なアクションプランの作り方を解説し、"すべきこと"を明らかにする方法を説明しています。

ここを読み飛ばさずに読んでくださった人にだけお伝えしますが、行動・習慣化に関するコンテンツ(全4部作)は書き終えたら値上げしますので、上二つのコンテンツを単品購入ののち、定期購読がまだの人は定期購読をしておくと「行動力」や「継続力」が身につくコンテンツが最もお得に読めます。


では、読んでほしいnoteを紹介したところで本題に入っていきましょう。

危険を避けたい本能>金持ちになりたい欲望

仕方のないことですが、人間は現状維持が大好きな生物です。

そりゃそうです。今のままであれば行く必要のない不確実な世界に飛び込むなんて、自然に生きていたころの本能が拒否するに決まってるんです。

せいぜい数百年の歴史しかない”資本主義”で培われた欲求と、チンパンジーとヒトが分岐したとされる600万年前から磨き上げてきた危険から逃れる本能のどちらが強いかなんて火を見るより明らかです。

「金持ちになりたい」、「自由な時間が欲しい」などの欲求に従って、あなたがいくらアクセルを踏もうとしても、「現状を壊したくない」という本能がブレーキをとんでもない力で踏んでいるので前に進むわけがありません。

一部の例外的な人物によって勘違いしてしまいがちですが、欲求だけであなたが現状を変えるのは99%無理だと理解してください。

例外は超強力な欲望があるニンゲン不確実性を恐れないニンゲンのみです。彼らが「○○したい」という欲求に従って行動し、富を築いているからと言ってあなたが行動できる道理はありません。

現時点で、おとなしく会社員をしているとか、言われるがまま勉強を頑張って大学生をしているとか、いわゆる一般的な人生を歩んでこれたあなたは正常な本能を持っているんです。

だからこそ、現状を変えるためには本能ブレーキを突破するほどの理由が必要になってきます。それも、本能の中でも上位に位置する「危険を冒したくない」という本能ブレーキを突破するほどの理由が。

【注意事項】実践することで幸せになるとは限らない。それでもやりますか?

この先、現状を変えるために自ら”不安”を設計する方法を解説していきます。もし、あなたが実践すれば、コンフォートゾーンを抜け出すための理由を持つことになります。

その結果、スモールビジネスを作るために具体的な行動がとれるようになり、結果として自由な時間やそれなりに豊かな人生が送れるようになる可能性もあるでしょう。

しかし、場合によっては自分が設計した不安があなたにまとわりついてくるかもしれません。本来抱える必要のなかったはずの不安に悩まされるかもしれません。

あなたが本当に現状を変えたいと思っていないのであれば、この先を読むだけにとどめておいて、実践しないでください。いつか、あなたが本当に現状を変えたいと思うその時まで封印しておきましょう。


以下、購読者限定部分に入っていきます。
スモールビジネス大全は初月無料で二か月目以降も980円と手ごろな価格です。75記事以上の購読者限定記事(無料だけど購読者限定領域があるnote)も読み放題なのでかなりお得です。
有料記事については定期購読していた月のものしか読めませんが、それでも十分に読みごたえがあると思いますので、興味がある方は定期購読をおすすめします。


”不安”を設計するのがなぜ有効か?

ここまで、行動できないのは"富を求める欲求"よりも”危険を避ける本能”が強いから、という説明をしてきてある程度納得はしてもらえたと思います。

ただ、「だから不安を設計するんです」と言われても少し疑問が残っていることでしょう。

「なんで不安を設計することが行動につながるの?」と。

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