【ゼロから学べる広告運用6】toB事業のネット広告運用について
六作目です。前作はコチラ
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前作(5作目)の振り返り
紀元前5世紀から18世紀末ごろまでバリバリ使われていた全く効果がないどころか、症状を悪化させる非人道的な瀉血について触れながらA/Bテストの重要性を解説しました。
瀉血、本当に恐ろしいですよね。
アメリカ合衆国初代大統領ジョージ・ワシントンは少し重い風邪を引いただけだったのに2.5リットル~4リットルほど血を抜かれて死んだとされています。
モーツァルトも死ぬ前の1週間で2リットルの血を抜き取られて体調が悪化して死亡したとされています。
どうして瀉血が2000年以上も続けられてきたのか?という根本原因にまで踏み込んで話しています。医療だけでなく経営という領域においても学びが深いのでぜひ読んでみてください。
今作(六作目)で学べること
商材タイプ・検索数・ターゲット数による広告出稿面の選び方
どのような順番で検証していくべきか
顧客理解を深めるためにどのようなことを考えればよいか
見込み度合いに応じてどのようなオファーを考えるべきか
CVが少ないときでも機械学習を進めていく方法
リード獲得後に行うべきフォロー戦略
即架電して商談につなげた方が良いのはどのようなときか
架電以外でやるべきことはなにか
光通信出身者が創業した会社が強い理由(ゾス!)
など、B2B事業でネット広告を使いたいときに知っておくべき基礎・基本をお伝えしていきます。
あくまでもゼロから学べる広告運用という建付けなので「超専門的ないつでも広告運用代理店になれるよ」みたいな内容は含まれません。その点、ご了承ください。
感覚としては「この代理店、こんな基本もできてないけど大丈夫か?」とぼったくりを防ぐための知識だと思ってください。
【大前提】本noteで扱う"広告"に関する定義
私たちスモールビジネス事業者が出す広告は「レスポンス広告」と呼ばれる消費者に行動をとらせるための広告です。「イメージ広告」のようにブランドを創り上げるためのものではありません。
そのため、スモールビジネス大全で"広告"と書いている場合、原則としてレスポンス広告を指しているとお考え下さい。
B2Bもインターネット広告から逃れられなくなってきた
2021年にインターネット広告(以下ネット広告)と主要マスコミ4媒体の広告費が逆転してから「これからはネット広告の時代だー」なんて言われてましたが、ものの1年でとんでもない差がついてしまいました。
2022年にはネット広告が3兆912億円(前年比114.3%)、主要マスコミ4媒体の広告費は2兆3,985億円(前年比97.7%)。
逃れられない理由は「ネット広告が伸びているから」だけではない
2020年から始まった新型コロナウイルスによる影響でリモートワークが増えてテレアポをしようにも事務所に人がいない。密を避けるために展示会などのオフラインイベントの数も減少。そうして従来のB2Bマーケティングができないという状況に追い込まれていました。
しかも、この先どうなるか分からない状況下。広告配信から成果までが追いにくい従来のマスメディア型広告にじゃぶじゃぶお金を使える意思決定ができた企業は多くありません。
多くの企業において”投資対効果がはっきりとわかる”ネット広告の重要性が高まっていったのです。
実際、株式会社IDEATECHが発表した資料によると施策を実施してきた中で成果が出たチャネルとして「広告」を上げたB2B企業は37.6%と「SEO」の41.3%に次ぐ数値となっています。
あなたが広告を使って実際にリード獲得をするかどうかはどうでもいいのです。しかし、「よくわからないから」と言って目を背け、無知のままでいることを許容するほど愚かなことはありません。
運用代理店に良いようにカモられますよ?
防衛のためにも最低限の知識はつけておきましょう。
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商材タイプ・検索数・ターゲット数による広告出稿面の選び方
B2B事業でもネット広告から逃れられないとは言いましたが、どんな事業においても広告を出すべきだ、というのは暴論です。
どうやったってネット広告に適さない商材もあります。
ネット広告に適した商材、不向きな商材の見極め方
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