商品のライフサイクルとUTAGE構築代行の未来について
コンテンツ販売界隈で、2023年末から急激に目にする機会が増えたツールがあります。そうです、UTAGEです。セールスファネルの構築からメルマガやLINE配信などのCRMなどをオールインで提供するツール、UTAGE。
持たざる者がスモビジを作るうえで、このような波に乗るのは理にかなっています。
セールスファネルを作りたかったけどClickfunnelsは海外製だし怖い
海外製ツールはLINEなどとの連携が弱い
決済手段が基本的にStripeかPayPalで凍結が怖い
海外製ツールをつなぎ合わせるのが結構面倒くさい
など今までアプローチできなかったセグメントに効果的にアプローチすることができますからね。しかも、流行り始めてまだそれほど時間が経っていないのでポジションが空いています。つまり、持たざる者でも本気でクライアントワークに取り組むことでポジションを獲得できるのです。
しかし、波が来ているからと何も考えず参入するのは賢い判断とは言えません。最低限、商品のライフサイクルと各フェーズの特徴について理解してから参入しましょう。
ライフサイクルを理解しないまま参入してしまうと、最初は利益が出ていたのにあるタイミングから顧客獲得コストが上がって利益が小さくなり、最終的には赤字になる、なんて事態に直面することになります。
波に乗れて運よく月数百万円以上の利益を手にしてしまい、生活水準を上げてしまっていると取り返しのつかないことになります。
「羽振りの良かった○○さん、今って何してるんだろうね」
「あー、なんか最近お金に困ってるらしいよ」
「その話私も聞いた、なんか詐欺まがいの仕事して揉めてるって話」
「なんか、月に数百万円しか稼いでないのにオレお金持ってますアピール凄かったもんねー」
みたいな惨めな末路を迎えたくなければ是非とも今回のnoteを読んでおきましょう。
一時期、雨後の筍くらいいたLステップ構築者の何割が今でも順調に稼いでいるのでしょうね。消えていったLステッパー(?)たちがこのnoteを読んでいれば今でも順調だったかもしれません……。
商品にはライフサイクルがある
知っている方も多いと思いますが商品には4つのライフサイクルがあります。1950年にジョエル・ディーンが提唱したもので、プロダクト・ライフサイクル、なんて呼ばれていますね。
導入期
成長期
成熟期
衰退期
導入期の特徴
製品が発売され、アーリーアダプターが購入を始めるフェーズ。開発費用や認知拡大のための広告宣伝費がかかるため、売上は伸び悩み、収益性は低いかマイナスとなる。
製品が市場に受け入れられるようにするための広告やプロモーションによって顧客獲得コストが最も高い。
成長期の特徴
市場に製品が受け入れられるフェーズ。売上が急増し、収益性が改善する。市場が大きい場合、競合他社も増加し消費者ニーズの多様化に伴い製品改良などが進む。
市場が受け入れられるにつれて、製品に興味を持つ顧客が増えるため顧客獲得コストが徐々に低下していく。
成熟期の特徴
製品の市場浸透がピークに達して売上の伸びが鈍化するフェーズ。製品の改良よりもコストを抑えたりシェアを維持すること、既存顧客にさらに多くのお金を使ってもらうことに集中し始める。
市場が飽和して新規顧客の獲得が難しくなる。そのため顧客獲得コストが再度上昇しはじめる。このフェーズが最も競争が激しく、顧客維持に必要なコストが増加することもある。
衰退期の特徴
市場が衰退するフェーズ。新たな競争相手、ユーザーの嗜好の変化などにより、売上と利益が減少し始める。撤退時期を考え始める企業も。
市場からの関心を失って、新規顧客を獲得するのは非効率かつコストが大きくなる。顧客獲得コストと利益が見合わないため、新規顧客を獲得しない個tも多々。
UTAGEはどのフェーズか?
では、冒頭で紹介したツールUTAGEはライフサイクルにおけるどのフェーズなのでしょうか?私は導入期から成長期への移行している最中だと考えています。一番美味しくなるタイミングですね。
構築代行の需要も製品のライフサイクルと同じように変化していくと考えていいでしょう。つまり導入期から成長期へ移行している最中。
ここからが一番おいしいフェーズになるはず
個人的な意見ですが、ここから導入支援を始める人が最も旨味を味わえるタイミングだと考えています。
というのも、UTAGEの認知が低い段階で構築代行を提案した場合、「UTAGE?なにそれ?」とUTAGEの魅力を伝えるところからスタートする必要があります。
一方、UTAGEの認知が取れてきて「作りたいけどやり方がよくわからないなぁ」と思う人が増えてくると構築代行の提案もスムーズですよね。
上でも説明したように成長期においては顧客獲得コストが低くなるのです。コストが低いということは利益が大きくなるということ。つまり儲かるっちゅうわけです。
顧客獲得コスト低い、それが問題を呼ぶことになる
しかし、顧客獲得コストが低いということが問題を呼ぶことになるのです。
顧客獲得コストが低いということは、売値を深く考えなくても利益を出せるということです。予言しておきますが、多くの構築者は深く考えず値付けをしていくでしょう。
「稼働がこのくらいだから、金額はこのくらい」なんて甘い考えでプライシングします。絶対です。精々が外注するときの費用を考慮に入れるくらいです。
顧客獲得コストについて考えている構築者はほんとどいないと思います。
UTAGEが成長期にあるときはなんにも問題はありません。問題はUTAGEもいつかは必ず成熟期に突入するということ。
顧客獲得コストが高くなってきたときにも利益が残る値付けができてますか?
成長期にポジション(ブランド)を築いて顧客獲得コストが高くなるのを防ぐような施策を実施できていますか?
UTAGEの開発企業に連絡して代理店契約をする、公式アンバサダーなどの肩書がもらえないか交渉する、などなど。導入期から成長期への移行期間だからこそやれることがあります。
生き残るのは成熟期を見越した経営ができている人だけです。今構築代行を始めようと考えている人の9割は成熟期には消えているか、精々がフリーランス的な働き方をしていることでしょう。
勢いに乗るのも重要、先を考えるのも重要
分かりやすい波が来ているときに勢いに乗るのはめちゃくちゃ重要です。
「えー、でもでもだってーー」と悩んでしかいない人が利益を出すことはありませんからね。
ただ、今回紹介したように「今売れば儲かるじゃん!」となにも考えず、今だけしか利益が出ない価格、外注もできない価格で売ってしまうと、波が穏やかになったときに困るだけ。
勢いを逃さずに行動するのは利益を出すための条件でしかありません。安定して稼ぎ続けたいのであれば先のことを見据えながら戦略を描いていきましょう。
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