非専門家が起業したソーシャルセリング代理店事業~専門家かどうかを決めるのは知識ではなく評判
今回紹介するのはソーシャルセリングサービスを提供している事業です。
ソーシャルセリング、良い響きですよね。「SNSマーケティングを教えます。」だと、そこはかとなく嫌な匂いがしますが「ソーシャルセリングサービスを提供しています。」だと、toB感が強いためエグみを感じません。
toB感を強くすればtoCでは受け入れられない商品もキレイに見える魔法ですよね。人間の認知って本当いい加減。
ソーシャルセリング?SNSマーケティングと何が違うの?
ちょっと何言ってるか分かんないって人は「SNSでの活動を営業プロセスに組み込むこと」だと思ってください。
なので、コンテンツを共有して興味を持ってもらうこともソーシャルセリング、潜在顧客を見つけてDMやリプなどでやり取りすることもソーシャルセリング、潜在顧客のニーズを見つけるために聞き込みして調査することもソーシャルセリングと言えます。
本来の意味的には、”SNSに限らず”顧客との関係構築をしていくプロセスのことをソーシャルセリングというのですが、ざっくり「プロダクトを販売するためにSNSで顧客との関係を深めていくのがソーシャルセリング。」と思ってもらえれば大丈夫です。
日本ではウィルゲートの吉岡さんが有名ですね。Twitterプロフィールにも記載がありますが、ソーシャルセリングで年間3億円の受注を行っています。
この、「ソーシャルセリングって言えば吉岡さんが有名だよな」って第一想起を取れたのもソーシャルセリングを実践していることの賜物だと思います。流石ですね。
SNSマーケティングとの違い
SNSマーケティングが「マーケッターが多数に向けて行うこと」だとしたらソーシャルセリングは「営業が1:1の関係を構築するために行うこと」だと思ってください。
マーケッターが行うのか、営業が行うのかというのが第一の相違点。
多数に向けてメッセージを伝えるのか、1:1でコミュニケーションをとっていくのかというのが第二の相違点です。
今回のケーススタディで学べる事
一つ目がそもそもソーシャルセリングのサービスを売るって何を製品にするの?ということ。
ただ単に「ソーシャルセリングを教えます!」という内容を製品化してしまうと、一回きりの卒業型プロダクトになってしまいます。これだと新規顧客を集め続けるのが大変です。
今回のケーススタディでは卒業型ではなく、継続的な収益が得られるように複数の製品を提供しているため「このような製品群を作れば継続的な売上が見込めるのか」ということが分かります。
それ以外にも
仕事スピードが遅い人を敢えて投入するべきプロジェクトがある
人事プロセスをゼロから構築する場合こうすべき
自社ソフトウェアを開発するときの注意事項
優位性を築くのに役立ったコンテンツ公開に関する意思決定
ウケが良かったコンテンツのジャンル
非専門家が専門家のポジションを確立するために役に立ったこと
誰でも最初は非専門家、自分から「専門家です!」とアピールするのは痛い。
他者から「あの人は詳しそう」と思ってもらうのがベスト。
新たなパートナーシップを見つけるためにも役立つ。
などの学びがあります。
初月無料、二か月目以降も月額980円でスモールビジネス起業に必要な良質な情報が得られるのがスモールビジネス大全です。気になったら購読してください。
本文最後にはこのケーススタディからどこまでの学びが得られたか?自分に落とし込めたか?をチェックする理解度チェッククイズがあります。提出をする必要などはないのでサボれてしまいますが、自分の頭で考えるためにもしっかり行ってくださいね。
誰がどんなビジネスを始めたのか?
サポートしたつもりで身近な人にプレゼントして上げてください.