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目指すものがなくていいんだ

昨日は突然雨が降ったり、晴れたり目まぐるしい天気の中で
多肉植物たちを軒下に移動したり、晴れたので遮光ネットを掛けながら適度な日光浴を…と頻繁にウロウロしていました。

もういいじゃない、いい加減にしなさいね。
見かねた母から一言、ヘェい…といさめられた私でした。

自分でもどうかしているなぁと感じて失笑してしまう感じです。


何かにのめりこむときは必ずこんな声を掛けられます

なに目指しているの?と。


随分前にランニングにハマっていたときや
本を読みふけっている(これは今も変わらない)とき。
などなど。

その相手は不思議そうにしているか、薄笑いを浮かべているように私には見えました。

まぁ不思議だよね、、と今は相手に共感の意を示せるのですが
その当時は「え?変なのかな」とビクビクしていました。

同時にのめりこんでいることに
何かしら\underline{達成しなくてはならないんだ}とも思っちゃったのです。


私が何かにのめりこむときは確かにちょっとの「達成したい事」はあります。例えば体重を落としたいから走り始めたりとか、マラソン大会で完走してぐんまちゃんのメダルが、富士山型のメダル欲しいなぁ。とか
本を読み終えて、私の考え方として身に着けられたらいいなぁとか。


それはうっすらとしたものだったので、のめりこむ一つの要素というだけだったのではないかな、と今では思います。

やってみたら面白くなっちゃって、色々調べてやり方を工夫したらさらに面白くなって、違うやり方を…(以下永遠に続く)
これなのです。

走ることも
体重が減ったら、もう少し長く走りたくなって、そしたら5Kmマラソンってどんなもんだろう?イケたからハーフマラソンに!できるようになったからフルマラソンってどんなもんだろう?レースじゃなくて知らない旅先を走ってみるっていいかも!‥‥
こんな感じで好奇心だけで続けていました。きっと腰の持病がなければまだ走っていた可能性は高い。


多肉植物も一つ育てたら、あまりのきれいさにもっと違う種類のものを育ててみよう、この育種家さんのものは?品種の育てやすさ・気難しさあるなぁ
春夏秋冬の居心地のいい環境づくりとは?そもそも土のブレンドはどうだろう、鉢は素焼き鉢?プラスチック?スリットが入っているもの?大きさは?水は夏だけど今年は実験で多めにやってみよう、農薬は強すぎないものって?有機肥料?化成肥料?そもそもあげる?‥‥
(これでも書くのをものすっごく短縮しました)

こりゃ、最終形態を目指しているのではなく
最終形態すらないかもしれない道のりをただ、実験しまくっていることに
ひゃっほう
これが私ののめりこむという事である。

自分でなんとも説明しがたかったからビクビクしちゃったんだなーと
多肉植物の枯れ葉を取りつつまた自己理解が深まった週末を過ごした次第です。




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