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同じことでも悩んだり、そうでもなかったり

昨日今日と、90分ほど学生向けの講座に運営兼聴講者として参加。
オンラインで就職活動の話を、学生と同じようにふむふむと聴いていました。

同じ就職活動、という話を全く違う立場(結構メディアにも出ている方らしい。だけどすごく柔らかい雰囲気だったなぁ)で学生向けに話す内容は
本当に新鮮でした。

ふへぇ。こりゃ目から鱗。

お休みのお昼に、感慨深かったものです。


その昔、大学時代の友達と久しぶりに会って食事に行ったときに
彼女の悩みを聴くことがありました。

当時、彼女が結婚して1,2年くらいだったころで
子供についての悩みでした。

ご飯しながら、彼女はポロポロ涙をこぼしていました。
私はうんうん、と話を聴くしかできませんでした。

そして「子供について」が彼女にとってとても大事だし
絶対に譲れないことなんだということがひしひし伝わってきたのです。

しかし、目の前の私にとっては
「子供のいない人生もそれはそれで」という思いを持っていたので
私、彼女の気持ちをわかってあげることはできないんだな

なんだか申し訳ない気持ちになったのを覚えています。


同じ「子供について」という考え方やとらえ方もこれだけ違うわけです。
(そして結構センシティブな話題)

その話には続きがあって
「これだけ子供ができないのは私が過去こんなことをやったから…」
と彼女が学生時代「まこが知らない間に、こんなことしていて」
カミングアウトをし始めました。


・・・・・で、できれば聞きたくなかった話です。


こちとら「子供について、彼女の気持ちを理解できない」申し訳なさで
思考の情報処理がめいっぱいなんですよ。
それが「知りたくもなかった過去の事」をポーンと入れられ…

思考大混乱。笑

まぁ、そこで「ひどい!」という感情はあったのですが
きっと彼女も混乱していたのでしょう。
「子供についての想い」は理解できませんが

辛いから、藁にもすがる思いでカミングアウトして
気持ちを軽くしたかったんですよね。
それはなんとなく伝わってきました。


まぁ、動揺しながらもまぁまぁ、過去のことだからさ。と
声をかける私。


その後彼女は悩んでいた子供については、無事解消。
今や元気に暮らしているようです。


同じ事柄について
人によってそれぞれ考え方が変わりますし、
追い詰められることもある。

理解できないコトも多いのですが
それは「なんでそう感じるのかな」
しっかり問いかけて、少しでもその人の見え方になれたらいいなと思います。

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