偶然ってあるんだー
母の入院と重なるため、今年父の七回忌だったのですが少し早め今日に。
時間少し早めに家に来たお坊さんに多少慌てつつ、ポクついてもらい無事終了。
その後少しお茶をお出ししつつ何気ないお話を。
お盆の時には一緒にお経をあげてくれた息子さんのお話とか
(寺を継ぐと本人は言っているけど、別に自分のやりたいことがあればそっちでいいという気持ちがあるようです)
修行が大変だからという話とか
(今だったら考えられない「え、お坊さんだよね」みたいな修行のようです。)
そんな話をする中で、ご自身のお寺だけではなく別のお寺も見ているというお話がありました。やはり昨今、後継者がいないとか廃寺になるなんてことも多いためなんと県外のお寺も見ているとのこと。
なになに、今お寺事情ってそんなことになっているんですか!と驚きました。確かに何を隠そう我が家も、本来父の実家のお寺にお墓があるそちらに入るのが通常です。ただ父はそれが嫌だったのか、樹木葬のある所に契約して今に至るわけです。そういう人もいるし、そもそもお墓という概念が今とフィットしにくくなっているのかもしれません。
「昨日まで群馬にいたんですよ」
お坊さんがにこやかにお茶を飲みながら一言。
ん?群馬???
「群馬のどちらですか?」とお聞きするとなんと私たち家族が40年以上前暮らしていた市、おまけに地域も同じ地域と何たる偶然と非常に盛り上がってしまいました。
市役所のこのあたりとか、はいはいあそこの通りですね。
その場所で同じ時期一緒になったわけではないのに同じ土地の話ができる不思議。
こんな偶然あるんですね、っていう七回忌でした。
おっとパパそっちのけで盛り上がってしまった…