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涅槃中学生から学ぶ

先週の木曜日の事。
この日は甥っ子を姉宅まで送り届けるという日でした。
すでに姉が仕事から帰っていたため、最近気になっている話をしました。

先週は母の入院の直前。
特に治療方針は同席しなくていいよと言われてここまで来た感じでした。
母の感覚では「ちょっと変なイボできたから、切り取ってくるわ」みたいなかるーいノリ。

ただ娘たちにとっては本当か??と疑心暗鬼。
おまけにお見舞いも来なくていい。むしろ来ないでゆっくり休みたいから。
‥‥とそんな塩対応。

ほんとうかなぁと姉も気がかりで、おまけに手術当日も仕事休まなくていいから。仕事してきて、と。来られてもいるところないよ。

うーん、本当かなぁとこれまた姉と私でムムムとああでもない、こうでもないと話しこんでいました。

その時、そこまで黙ってソファーで涅槃スタイルだった甥っ子から
「俺は大丈夫だと思うよ」と一言。

姉がなんでそう思うの?と尋ねると

いやさ、実際病名を聴いたとき「マジか、最悪だ」と最初は思ったんだよね。でも毎日うーちゃんの様子を見ているとどうもそこまで深刻な様子じゃないし、話している様子も俺の感覚だけど大丈夫そうって感じた。
もっと良くなかったら話すことが違うと思うんだよね…。

(姉妹でうんうん頷く)

俺もモコさん(姉、甥っ子の母)がその病気だって言われたら絶対心配だから二人の心配する気持ちわかるんだよね。でも、うーちゃんがそう言っているなら「迷惑にならない範囲で」何かしてあげたらいいんじゃないかって思う。

‥‥
グ…ぐうの音も出ませんよ。


普段母と過ごす時間もある甥っ子。
ただ断然「時間の長さ」は私の方が長いはずなのに
どこの何をみたら、そして感じたらこんなことが言えるのだろう‥
昨年金沢に一緒に旅行に行ったときにも考え方やモノの見方で
すごいなと感じました。

それから1年。日々見るものから多くのことを感じ取って
感じとった物を自分で考えて、仮説を立てて行動しているんだなと
甥っ子云々とか関係なく人として尊敬してしまいました。


もう教えてもらうことばかりなので、しっかり吸収していかなくては!

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