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いかようにも、いかす工夫を

数年前に、いよいよアレを導入するか!と思い切って購入したのが
かのルンバ。ロボットお掃除機ってやつです。
当時は本当に思い切り、最新のもの…の一つ古いものを購入しました。

お家には猫ちゃんがいるため、吐いたものとかトイレとかどうするか?と一抹の不安を抱きつつも、カメラがついているのでそこは信じようという事に。

当初の目的としたら、外出中に稼働して帰宅したら掃除終了しているっていいよね~と思いつつ実際使ってみると
障害物をどかさなければならないとか、猫ちゃんのしっぽ巻き込まれたらどうするとか結構懸念点が多かったのです。

人がいないときに稼働するのって現実的じゃないね…と
母とため息をつきつつ、稼働する回数がほぼなくなってしまいました。
ルンバは素敵なインテリアとして、たまに掃除機でほこりを取ってもらうという本末転倒な存在に。


ところが先週の早朝。
運動を終え、猫ちゃんのブラッシングをした後
猫ちゃんメンテナンスアイテムをルンバの横に置くときに
少しルンバに触れてしまい、掃除がスタート。

ちょっとこのまま掃除してもらうか。と猫ちゃんのトイレやおいてあるモノをソファーの上に仮置きして働いてもらう事に。

モノさえ仮置きしてしまえば、私たちは朝の準備が問題なくできます。
ルンバはあちこちの部屋に動き回って掃除をして、任務完了。
私が家を出るまに終わりました。猫ちゃんのしっぽも無事です。


今まで
人がいない時に稼働させようという考えに固執していたので
かわいそうにルンバも活躍できませんでした。
その固執していた考えから脱したら、ちゃーんと活躍できるわけです。

そんなことに気が付いたおかげで、猫ちゃんの毛が目立つ前にお家もきれいな状態を保てるように。今朝もルンバさんは快調に活動していました。


モノの特徴を掴んで「どう活かすか」を考えていくことって可能性が拡がるなと今回感じたわけです。
ハイテクなルンバも使い手が「この使い方しかできないよね」と考えが固まることでただの飾り物になってしまいますが「モノをどかしたらあとはやってくれるから環境を整えて、対応できる時間に動かそう」と特徴を活かすことで本来の強み(掃除機だから機能か。)を存分に発揮できるってもんです。


これって人にも言えるんじゃないかなとふと通勤中ひらめきまして
その人の特徴が「どうがんばっても合わない」環境下があるわけです。
そうすると「活かせないな」「もっとできるようにならねば」と心身負担になりますよね。

じゃぁこの特徴が活かせたり、活躍するために
このままの環境をどうとらえるか?頑張らなくても活かせる部分って何だろう。と自分の特徴をさらに理解することと、環境を捉えなおすこと、考えることで可能性が拡がるかもしれないな…
なんなら環境だって別の所があるので、人は自分で選べるわけですから変えたっていいんじゃないかな…

と、ルンバ一つから発展しすぎてしまいましたが
今日はいかに持っているハイテク機器を使えていないかという事を痛感しつつも何かにつなげたいという欲張りな想いをまとめた次第です。


こうなってくると。

よく動画で上がっている「動くルンバの上で猫ちゃんが座って移動」というなんともかわいいやつ。うちの子…と思うのですが

「なにこいつ!」
「なになになになに!こっち来る!!」

…近づくどころか遠目で警戒していますので実現は難しそうです。しょぼん。


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