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ガラスを挟んであっちとこっち

昨日は午後お休みにしたので、文房具屋さんで用事を済ませて
家でゆっくり。

ちょっと眠くなってしまったので、お昼寝だ!
ごろごろ寝そべって、夢心地…になっているところ


バチバチバチっ


大きな音がし始めました‥‥

‥‥むにゃむにゃ…

‥‥
え?雨の音だったらまずい!


今暮らすお家は軒が結構深いので、雨が当たらないように多肉植物ズを軒下にぶら下げておいたのですが
ガラスにこんなたたきつけるのはまずい。濡れてしまう!

がばっと起きて、外に出ると吹き降り。すごい。
慌てて救出するものの、若干濡れてしまいました。
今までごろごろしていた、私の寝室に新聞を広げて
多肉植物たちを並べ、サーキュレーターで乾かします。

てっぺんに水がたまると「腐る」原因になってしまいますので
水を飛ばすため、空気でほこりを飛ばすアイテムを駆使。


もう眠気も吹っ飛びました。あー、焦った。
多肉植物を救い出すにあたって、軒下が濡れている以外変化は特になし。


そんな激しい雨にあたってしまったので、植物を乾かしている間に
私もひとっ風呂入ることに。シャワーで烏の行水ですが。


さっぱりした後、ふと窓辺を見ると猫ちゃんが外を見ている姿を見かけました。いつもこの時間眠っているはずなので
「何見てるの?」
話しかけながら猫ちゃんの視線に目を向けると。


軒下の防災グッズ入れの大きなケース、の上に猫さんが丸くなって眠っています。
うちの猫ちゃんは「誰?」と目が離せなかった様子です。


私が窓に近づいても、外で丸くなって寝ている猫さんはお構いなくぐうぐう。この猫さんは最近、我が家に出没しています。
耳がカットされている「さくら猫」で地域の猫さんのようです。

勝手に「おかめちゃん」と呼んでいます。
(しましまの顔の模様がおかめさんみたいなので)

おかめちゃん、最初は少し警戒していたのですが
最近は慣れてきて、ドアを開けると結構至近距離で
にゃあ
と返事してくれます。友好のしるし、かな。


おかめちゃんはきっと雨に濡れてうちまで来たのでしょう。
雨宿りしているうちに眠くなっちゃったんだなとそっとうちの猫ちゃんと見守ることにしました。


ガラスの”内側”で暮す、うちの猫ちゃんと
ガラスの”外側”で生きている、おかめちゃん。


ずいぶん生活が違うはず。


食べたいときにご飯が用意されていて、涼しく、温かく、体もぬれず
これがうちの猫ちゃんの日常。

お腹が減ってもご飯にありつける保証はなく、暑く、寒い、雨に濡れて
車に轢かれてしまう危険と隣り合わせ
これがおかめちゃんの日常

この透明なガラス一つ挟むだけでこんなに違うと思うと
そこに「ラッキーだったね」の一言で切り捨ててはならん気がします。
外に暮らす猫さんたちも、どうか心地よく暮す方法はないかなぁ…

快適だったら
家の軒下でゆっくりしていけばいいよ。いつでもおいで。
(あ、うちの猫ちゃんは嫌かもしれん…)



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