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数の多い、少ないではかれないもの


最近、選考がうまくいって内々定やら内定やら。企業から言われました。
そんな報告を受けることが増えてきました。


報告に来たわけじゃなく、偶然会い声をかけてもらい
「実はあのあと選考がうまくいって、決まりました」というケースもあります…。いやいやありがたいです。

この学生さんは、研究内容は理系なのですが企業内でやりたいことは文系職。営業だと数か月前相談の時に話してくれました。

営業職になりたいと。そう思う何かがあったんでしょうか。
と問いかける私。

彼が話始めたのは、そもそもこの大学に入った理由
そしてアルバイトで感じた「人と関わることで、広がりを見せる輪」
の面白さ
アルバイトの経験を研究活動で活かし、より別の角度から調べられるという発見。

研究もいいけど、もっと大事なものを「人との関り」から見出した。
だから営業職を生業にしていきたい。と確固たる想いを語ってくれました。

(なんだかいっつも話長くてごめんなさい、と相談の時に謝られましたが、そういう「私の想い」を話聴くのは大好物ですよ。)

詳しい内容は割愛しますが、彼がやっているアルバイトの話
とても興味深いというか
「本当に生き生き」携わっいるんだなぁと伝わってきました。

おまけに、飲食店でアルコールを扱っているので
食事にあうアルコールを勧める立場だったらしいのですが

アルコールがあまり飲めないんですって!


え、どうやって勧めていたんですか?
と聴いてみたら
「弱いんで飲めないんですけど、少しだけ飲んで香りや味をつかみました」
「勉強のため、バーにも行ったんですよ」

へぇーすごいなぁ
おまけにアルバイト先のお店で「ノンアルコールで楽しめるワイン」を提案・開発までしたんですって。


「来てくれる人に楽しんでほしいんです、僕みたいにアルコール苦手って人にも」

という気持ちでどんどん動いたそうです。

おぅ・・・
こうやって人のために、自分の苦手も向き合っていこうという姿勢が
きっと企業にも伝わったんだなぁと嬉しくもなったのです。

と、ともに
強い想いから「自分の苦手」をのりこえる強さ。
私に足りないものだぁと大いに反省しました。

乗り越えた彼から聞いた「ワインの話」が本当においしそうで
私もお酒が弱いのですがチャレンジしてみようかなぁと思いました。

相談を聴きながら、人としてのたたずまいを
学生さんから教えてもらった、貴重な経験でした。

年下とか、年上とか。教えてもらう対象に
年齢って関係ないですね。



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