母の日、父の日考
お風呂上りに冷たいヨーグルトを食らっていますがなんとおいしいことか。
初夏めいてきているんだなぁとかみしめています。
季節の移ろいはテレビのCMでもわかりやすいなぁとぼんやり見ています。
母の日、日焼け止め、父の日、お中元、敬老の日に、運動会、ハロウィン・・・
(こりゃ膨大なので途中で断念)
この週末母の日だなぁとCMで気が付きます
ただ数十年前から母の日父の日は実家ではやっていません。
と、言うのも十数年前のある日、父と母からとある宣言が私と姉にされました。
「うちは父の日、母の日、クリスマスにものを贈るの禁止ね」
・・・・・??
娘たちポカンです。
その後語られたことは
「結局家族内でお金を使って贈りあうのはどうか」
「気持ちは普段伝わっている、特別その日に形にして渡してくれなくていい」
それが両親の言い分です。
強い意志を感じたため姉と私は、静かに頷いたのです。
両親は「感謝の気持ち」を形にして何かプレゼントをくれるのはありがたい
でも、そのためにお金をつかわなくていいよ
感謝の気持ちは伝わっているよ
大丈夫だから、娘たちが心地よく暮らしてくれる方がいい
そういいたかったんだろうなぁと、両親の想いを受け取りました。
なので、「ちょっと母の日だから」と本当に少しのモノを渡そうか考えてると
「買って渡したら、勘当するからね」とにっこり。
・・・・すみませんでした。
すごすごと引き下がります。
「なにかあげなきゃ、母の日・父の日だし」という
手段を目的にしてなかったかなぁという反省もあります。
気持ちは「いつでも」渡すことはできるのです。
いつでも渡せるからって、おざなりにしちゃいけないんだなぁと痛感しました。
いつもいる人へのありがたいなぁ、うれしいなぁ
想っているよという気持ちは「モノ」もいいのですが
「形のない何か」ですっと渡せるような人間になりたいです。
※モノを渡すことが悪いというわけではありません。
カタチにすることで伝わるものも大いにありますので
母の日・父の日ということで、気持ちを渡すという素敵なタイミングであると思っています。
ただ、これは私の家族内独自のルールなもんで汗
でもいっちばんむずかしいんだよなぁ~