いつかを嘆く前に
土曜日に、本当にいつぶりだ?と思い出せないくらい久しぶりに回るお寿司を食べに行きました。
うっすら覚えているのは、コートを着ていた気がするので半年以上前のこと。先週は祝日もあったはずなのに結構忙しかったので
がんばれば、寿司がまっているぞ…
自分の中でそんなことをつぶやきながら毎日過ごしていました。
待ちにまった寿司…
五臓六腑に非常に沁みました。
ちょっと懐がホカついているのでお寿司食べいこー
と母と一緒にぱくぱく。
回るタイプのお寿司屋さんじゃなく
回らないタイプのちょっといいお寿司に連れていきたかったんですけど
それじゃ行かない!
と言われてしまうと思いますので…
どうやら娘にお金を使わせたくないらしい。
それより、自分の老後の蓄えにして!と言われちゃいます。
気遣いはありがたいなぁと思うわけです。
今回はほかほかの懐だから。と一緒にお寿司。
(それと、私が植物と猫ちゃん関係しか使わないということがよく分かったらしい)
もともと
「娘たちに迷惑をかけたくない」という気持ちがとても強い母。
恐らく
自分の母(私たちにとってはおばあちゃん)を現在ホームに預けているのですが入所前までかなり苦労していました。
その経験からなのか
「こんな風になるとやっぱり迷惑だよな…」
「だから迷惑はかけるのはよくない」
そんな気持ちがなおさら強くなっている様子が伺えます。
母も年をとってきたな、と毎日過ごしていても感じます。
日々多忙なので、そのせいかもしれませんが。
背中がちょっと小さくなってきた気がします。
きっとこうやって、お寿司を食べに行くことも
いつかはできなくなると思います。
それは遠い遠い先のことである。いや、そうであってほしい。
と思うわけなのですが、「いつか」はいつやってくるかわかりません。
まぁ万が一私になにかある可能性も0ではないわけです。
だからこそ、土曜日にこんな機会がつくれてつくづくよかったなぁ。
と思ったわけです。
お寿司もおいしかったけど
あれこれうまいとか、これはもういいかなぁとか
わちゃわちゃ言いながら時間も味わいつくせましたから。
また、迷惑かけたくないわ~という言葉に先んじて
楽しい機会を作りたいと画策中です。
さてさて、どこにいこうかなぁ。