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峠を越えて、かなえた先のことを考える

昨日久しぶりに前職で”同じ時期に辞めたい”メンバーでランチをしてきました。最強寒気で、峠はマイナス7~8℃の世界。うっひょーっとこわごわのスリルドライブ。
直接会うのは1年半ぶりになります。それぞれ”ターニングポイント”を迎えて当時より変化があったのでそんな話で盛り上がりました。

お一人の方は「数年以上、かなえたくても全くかなわない」ことがあり
途中もういいや、と中断したもののやはりあきらめたくなかったので再チャレンジしたところ昨年そのかなえたいことがやってきたのです。

中断した際はまだ私も近くに住んでいたため、実際話を聴き
その時は「そんなにかなえたくないのかもしれない」とすっぱりしていましたが…やはりそんなにすっぱりは難しいはずです。

”私にとっては10億円の豪邸作って住むくらいのこと”だと感じていたと話してくれました。
ただ…と昨日続けて話してくれたのは、それだけ叶えたくて実現したこと。
叶えたら嬉しいと思っていたけど、そこに身を置いたら不安でいっぱい。

自分が叶えたいことに身を置いたらそこには「そこに身を置いて見える世界」があって、いいこともあれば、辛いこともあるんだって改めて気が付いたと。
そこに身を置く前は「いいな~」と思っていた。自分もそうしたいって。


そうか…いいなと思うことも、やっぱり実際身を置くとそれが「いいこと」と捉えられないと感じられたんですね…なんてお伝えすると

そうなんです、10億円の家に住んで「ああ広すぎだ」とか落ち着かないとか
不安になる自分がいるってわかったんですよね!と。


自分がいいと思うこと、かなったーみたいな本当はやってみたいなと思うことだって実際には受け止めるときに”自分がどう受け止めるか”でずいぶんと変わってくるものです。
その方の言葉を借りると
10億円の豪邸に暮らせてハッピーと思いきや、セキュリティ万全かな
強盗入ってきたらどうしよう…
こんなに大きな家を建てちゃって掃除面倒くさい…
そんな風になっちゃうことだってあるのですよね…

叶えたことの「その先」って結構自分次第なのかもしれません。
叶えてそこでおしまいでもない。そんな話を寒い寒い峠を越えて聞かせてもらい、また峠を越えて帰るまでなんだかすごく身に染みた次第です。


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